Razerから、「Ornata」キーボードの日本語配列版を含む注目製品が発売
新スイッチ採用のキーボード「Ornata」「Ornata Chroma」の日本語配列版と、人気ヘッドセット「Kraken Pro」シリーズのニューバージョン「Kraken Pro V2」、そして布製マウスパッドの新モデル「Gigantus」が一斉に発売された。
Razer™メカ・メンブレン搭載モデル待望の日本語配列版
メンブレンとメカニカルスイッチの特性を生かした完全新設計のRazer™ メカ・メンブレンテクノロジーを採用した「Razer Ornata」と「Razer Ornata Chroma」の日本語配列版が遂に発売される。
キーレイアウト以外の仕様は英語配列版と同じになるので、新スイッチ等の詳細は以前に掲載した英語配列版の記事を参照いただければと思う。
〇製品仕様
製品名 | Razer Ornata JP | Razer Ornata Chroma JP |
---|---|---|
メーカー | Razer | |
型番 | RZ03-02042900-R3J1 | RZ03-02041300-R3J1 |
発売日 | 2017年1月31日 | |
キー配列 | 日本語配列 | |
スイッチ | Razer.メカ・メンブレンテクノロジー | |
ロールオーバー | 10キーロールオーバー | |
複数キー同時押し | 10キー | |
マクロ機能 | 対応 | |
バックライト | 緑 | RGB |
ソフトウェア | Razer Synapse | |
パームレスト | 有り | |
製品サイズ (L×W×H) | 463 x 154 x 31 (mm) | |
製品重量 | 950g | |
保証期間 | 1年間 |
定番ヘッドセットのV2バージョンが登場
Razer Kraken Pro V2は、Kraken Pro 2015の後継機種となり、2015モデルと同様にブラック、ホワイト、グリーンの3カラーで展開されている。
仕様的には様々な改良が加えられており、
- ドライバーが40mmから50mmへと大型化。イヤーカップ内径も50mmから56mmに変更
- 単体構造のアルミ製フレームを採用
- イヤークッションの大型化、素材の変更
- ヘッドバンドの改良
以上が主な変更点となっている。
ドライバー径が50mmへと大型化されたことによりスペック上では向上が見られ、インピーダンスは変わらないものの、周波数特性の範囲は広がり、音圧感度も1kHzで110dBから118dBへと大きくなっている。只、肝心の音質そのものは未視聴であるため差異の程は(現時点では)不明である。
マイクは単一指向性のエレクトレットコンデンサーマイクロホンを搭載しており、ノイズキャンセリング機能はパッシブタイプを採用。周波数特性は2015モデルと変わらず、感度は若干低くなっているものの、S/N比は52dBから55dBへと向上が見られる。
使用感に関しては大幅な向上が期待できる。イヤークッションは以前のものよりも大きく柔らかくなり、別売りとはなるが楕円型イヤークッションにも変更可能となっている。また、ヘッドバンドも締め付けが低減されているとことなので長時間のプレイでも快適に使用出来そうだ。
Kraken 7.1 V2と同じアルミ製フレームが採用されたことにより、耐久性と柔軟性がアップしたのもポイントだ。
〇製品仕様
製品名 | Razer Kraken Pro V2 Black | Razer Kraken Pro V2 Green | Razer Kraken Pro V2 White |
---|---|---|---|
メーカー | Razer | ||
型番 | RZ04-02050100-R3A1 | RZ04-02050300-R3A1 | RZ04-02050200-R3A1 |
発売日 | 2017年1月31日 | ||
ヘッドフォン | |||
周波数特性 | 12Hz – 28kHz | ||
インピーダンス | 32Ω @ 1kHz | ||
感度 (@1 kHz) | 118dB | ||
入力 電力 | 30mW (Max) | ||
ドライバー | 50mm, ネオジム磁石 | ||
イヤーカップの内径 | 56mm | ||
接続タイプ | アナログ 3.5mm | ||
ケーブルの長さ | 1.3m 延長ケーブル 2m | ||
概算重量 | 322g | ||
マイク | |||
周波数特性 | 100 Hz – 10 kHz | ||
S/N 比 | > 55 dB | ||
感度 (@1 kHz | -38 ± 3 dB | ||
集音パターン | 単一指向性 ECMブーム | ||
保証期間 | 1年間 |
ありそうで中々無い、正方形型マウスパッド
Razer Gigantus(ジャイガンタス)は、〝ローセンシ(低DPI)プレイスタイルに最適なウルトララージサイズ〟を謳う布製マウスパッドだ。
縦横が455mm x 455mmとゲーミングマウスパッドとしては珍しい正方形をしているのが特徴であるが、横幅で見ればGoliathus Largeの444mmとそれ程差は無く、〝ウルトララージ〟と謳う程かと言われるとそこまででは、と思わなくも無い。(大きさで見れば)ZOWIEのG-SRやGTF-Xに(480mm X 400mm)に似た感じだろうか。
厚さは5mmとやや厚めで、高密度フォームとラバー製ベースを組み合わせて出来ており快適性の高い使用感を実現しているとのことだ。
表面はスピードとコントロールを併せ持ったバランス型となっており、画像を見るとはっきりと繊維の織りが確認出来るのだが、メーカー曰く〝でこぼこの無いフラットなクロス〟とのことなので、実物のニュアンスは画像と異なるかもしれない。
尚、Razer Gigantusではロゴマークのデザインやカラーが異なる3モデルが存在しているが、今回日本国内で販売されるのは通常ロゴタイプのみとなっている。
Razer製マウスパッドでは貴重なブラックカラーモデルとなるので、Gigantusの国内販売を待っていたユーザーも多かったのではないだろうか。DeathAdder Eliteとの組み合わせも気になるとことだ。
〇製品仕様
製品名 | Razer Gigantus |
---|---|
メーカー | Razer |
型番 | RZ02-01830200-R3M1 |
発売日 | 2017年1月31日 |
サイズ | 455mm (縦) x 455mm (横) x 5mm (高さ) |
重量 | 617g |
スティッチ加工 | 有り |
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