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UHD BD再生に対応するPC内蔵型Blu-rayドライブ「PIONEER BDR-S11J」シリーズ

PIONEER(パイオニア)から4Kコンテンツに対応した世界初のPC用5.25インチ内蔵型Ultra HD Blu-rayドライブ「BDR-S11J-X」、「BDR-S11J-BK」2モデルが登場。

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公開日: 2017-02-17
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4Kコンテンツに対応した世界初のUltra HD Blu-rayドライブ

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パイオニアからUHD BD(Ultra HD Blu-ray)再生に対応する5.25インチPC内蔵型のBlu-rayドライブ2モデルが登場、2017年2月16日(木)より販売を開始。

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BDR-S11J-X
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BDR-S11J-BK

販売を確認したのはプレミアムタイプの「BDR-S11J-X」と、通常タイプの「BDR-S11J-BK」の2モデルで共に4Kコンテンツに対応した世界初のUltra HD Blu-rayドライブとして注目を集めている。

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その他、モデル共通の特長としてパイオニアオリジナルツール「PureRead」をさらに精度向上させた最新の「PureRead4+」が添付されておりCD(キズ、汚れ等があっても)原音に忠実にリッピングが可能としている。

また「X」モデルのみ、オーディオCDチェック機能(再生品質の4段階評価)を搭載、また特殊塗装ブラック筐体、低抵抗フラットケーブル、銅メッキネジ採用、 高比重材料塗装ディスクトレー、高光沢UV塗装ベゼルを採用など素材や塗装なども差別化されている。

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Ultra HD Blu-rayの目玉であるHDRを使うためには最新の「HDMI2.0a端子」及び「2.0a対応ケーブル」、信号暗号化機能HDCP2.2対応ハードなど、各所に対応品を用意する必要がある。

Ultra HD Blu-ray再生時の動作環境は、対応OSがWindows 10各日本語版、CPUがIntel 第7世代デスクトップ向けCorei7/i5プロセッサー(KabyLake-S)及びIntel 第7世代ノートブック向け Core i7/i5プロセッサー(KabyLake-H)以降でKabyLake-Uプロセッサーは非対応とかなり高め、GPUはIntel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU以上、メモリーは6GB以上、ディスプレイは4K解像度(3840 x 2160以上)かつHDMI2.0a(要HDCP2.2)に対応したものが必要でHDR非対応時はSDRに変換し再生される。

またマザーボードにも対応制限が設けられており、HDCP2.2/HDMI2.0a出力対応Intel 内蔵GPU出力対応のIntel SGX 対応intel 200シリーズ マザーボードなどが必要としている。

ソフトは、BD/DVD再生プレイヤー「PowerDVD14」の他、ビデオ編集アプリ「PowerDirector 14」、オーサリングツール「PowerProducer 5.5」、ライティングソフト「Power2Go 8」などが付属。

4Kコンテンツ"UltraHD Blu-ray(UHDBD)"再生に世界で初めて対応した内蔵型Blu-rayドライブ
取扱終了
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4Kコンテンツ"UltraHD Blu-ray(UHDBD)"再生に世界で初めて対応した内蔵型Blu-rayドライブ
取扱終了
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普及が進む4Kコンテンツ対応製品という事でアークスタッフの注目も高い。 ただこの製品に対応するPCの能力であればハイエンドクラスのグラフィックスカードはGeForceやRadeonなどを拡張するのが一般的なのでそのあたりの対応情報が欲しい所。

それ以前に2017/2/1時点では、HDCP2.2対応のPCモニターが殆どなく、魅力ある製品だが最新機能を満喫できる環境が整うまでにはもう少し時間がかかりそうだ。


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