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虎徹 MarkII登場、Scythe定番オフセット設計サイドフローCPUクーラーがバージョンアップ

サイズからオリジナル設計のサイドフロー型CPUクーラー「虎徹 MarkII(SCKTT-2000)」が登場。 従来モデルに改良を加え、取り扱い易さが大幅に向上し、Socket AM4 「RYZEN」プロセッサーにも対応した新バージョン。

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公開日: 2017-06-03

全高160mmから154mmへ再設計、新型リテンションキットを採用した新しい虎徹

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サイズからintel KabyLakeを含むLGA1151プロセッサーやAMD RYZENプロセッサーに対応するサイドフロー型のCPUクーラー「虎徹 MarkⅡ(型番:SCKTT-2000)が登場、2017年6月2日(金)より販売を開始している。

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虎徹 Mark IIはその名の通り同社製のCPUクーラー「虎徹」の後継機種的なな製品で前作で完成されている部分を活かしつつ、要改良箇所の再設計や、現行のテクノロジーに置き換える事でより多くのケースとプロセッサーに対応している。

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主な特長として、同社新定番のクーラーの固定クリップ「改良型のスプリングスクリュー仕様のブリッジ式リテンション」を採用、前作の問題点をクリアしつつ取り付け易さの向上やホールド力がアップ。

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それ以外にも、搭載する4本の6mm径ヒートパイプと銅製ベース部分に酸化を防止するニッケルメッキ処理を追加、寸法部分では前モデルよりも6mm低い全高さ154mmに引き下げる事でより多くのPCケースとの互換性を確保や、メモリーだけでなくグラフィックスカードとの干渉にも配慮した新設計オフセットデザインの採用、エアフロー部分では高寿命かつ静粛性に優れた高密度密閉型(Sealed Precision) FDB採用ファン「KAZE FLEX」搭載による静音性の強化など、4年分の進化と環境の変化に対応すべく改良が施されている。

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主な仕様は、ファン回転数が300(±300rpm)~1200rpm(±10%)、ノイズ・風量4.0~24.9 dBA/16.6~51.17CFM、静圧0.75~10.3Pa / 0.0762~1.05 mmH2O、MTBFは12万時間、サイズはファン込みで130(W)x154(H)x83(D)mm、ファン単体は120x120x27mm、重量は645g。

対応ソケットはIntelソケット 775 / 1150 / 1151 / 1155 / 1156 / 1366 / 2011 / 2011(V3)、AMDソケット AM2+ / AM3+ / FM1 / FM2+ / AM4と、KabyLakeやRYZENに対応。

付属品はグリス、図解入り多言語マニュアル(日本語含む)などで保証期間は1年としている。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。