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「メーカー毎で価格の上げ下げが分かれ値動きが活発化 」PCメモリー価格動向ピックアップレポート - 2015年11月1週目版

2015年11月1週目(10月29日までのデータ集計)のパソコン用メモリーの価格変動レポート、DDR4搭載メモリーは在庫品も増え潤沢になりつつも売れ行きは引き続き好調、DRAMは引き続き微下げ方向へ、ただし為替代理店設定値の影響による値上げや後追い値下げなどメーカー、代理店毎に対応が異なり全体的には値上げ値下げアイテムが混在する週となった。日々状況が変化するPCメモリーマーケットの価格推移や需要供給バランスなど今週のパソコンSHOPアークのデータを元に注目情報や注目メモリーをピックアップ。

ビュー: 1791
公開日: 2015-11-02

メモリー相場変動TOPIC

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  • サンプリング日:2015/10/29

  • 前回更新(比較)日:2015/10/22


  • サンプリングアイテム数:6982アイテム(前回比+21アイテム)

  • 今週の値下がりアイテム数:496アイテム(前回比-567アイテム)

  • 今週の値上げリアイテム数:808アイテム(前回比+769アイテム)


  • 今週のアイテム総合平均値動き幅:-39円(前回平均-38円)

  • 今週の値下げアイテムの平均値下がり金額:-725円(前回平均-331円)

  • 今週の値上げアイテムの平均値上がり金額:+200円(前回平均+474円)


ポイント

長期品切れだった人気DD4メモリーが値下がりし再入荷、ハイクロック選別モデルが大きく値を下げたなどDDR4関連製品の流通が回復してきた事で値動きも活発化してきている。

逆に為替により値上がりしたアイテムもあるが全体的には小幅推移で大きく価格が推移したアイテムはDDR4 64GB以上のモデルとOC選別モデルの超ハイクロックモデルに限定する結果となった。

この数週間で大幅に下落したハイクロック選別モデル

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総合平均 過去2ヶ月推移

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11月 対象Item数 総合平均値動き幅
11月1週 6982 -39円
10月 対象Item数 総合平均値動き幅
10月4週 6931 -38円
10月3週 7229 -40円
10月2週 7206 -51円
10月1週 7159 -76円
9月 対象Item数 総合平均値動き幅
9月4週 0 0
9月3週 7515 -35円
9月2週 7500 -77円

今週はメーカー毎の価格変動差とその背景をピックアップ

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パソコンSHOPアークの販売価格を元に先週と今週の価格差を注目メーカー毎にピックアップしてみた。

CORSAIR

【↑】【↓】微上げと下げ混在(先週比平均 -342円)

全体から値上がりと値下げアイテムに分散した、値上げが微幅な事から値上がりは為替差分、値下がりはメーカー価格変更によるものでDDR4 16GBモジュールの下げ幅が大きい為平均では-542円となっている。

Crucial

【↓】全体的に値下げ(先週比平均 -274円)

値下げ幅は大きくないがプライスリーダー的なポジションにいるため、この値下げは今後の流れを見る上での一つの判断基準となりそうだ。

GeIL

【↑】【↓】基本的に微下げ、一部値上げ(先週比平均 77円)

基本的には微幅値下げ、ただし行なっていたキャンペーン価格終了による値戻しの影響で平均では77円の値上げとなった。

G.Skill

【↓】全体的に値下げ(先週比平均 -891円)

DDR3 DDR4共に値を下げているが特にDDR4-3466と3600モデルの値下げが大きく平均値上昇の要因となっている。

Kingston

【↑】全体的に微上げ(先週比平均 397円)

在庫分や特価分に関しては値下げアイテムも少しあるが全体的には微幅値上げとなっている、これは為替が先週比円安となっている事が影響している。

Patriot

【↑】【↓】DDR3は微上げ、DDR4は下げ(先週比平均 -282円)

DDR3は為替差分で微幅値上げ、DDR4はメーカー価格変更による値下げとなった、ただしDDR4の平均価格程度までの価格改定、つまり後追いなので値下げ後の価格にインパクトはない。

SanMax

【→】【↓】全体的にステイ、一部値下げ(先週比平均 -318円)

基本的には価格は変わらず、値下げアイテムについては品切れ中のだったモデルの再入荷分に限定されていた。

TEAM

【→】【↓】ステイ、一部微下げ(先週比平均 -83円)

全体的にはステイだが主力製品の値を下げている、ただし最安値近辺のアイテムの為下げ幅は小さい。

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上記データは取扱いメーカーの一部を抽出し、担当が使用しているエクセル自作の価格変更、確認マクロで2015年10月22日と29日時点のアークので売価差異を算出したものを使用している。

今後の注目ポイント

今後のポイントとしてはDDR4の量産とDDR3の減産による価格の逆転が年内に起こるかどうかに注目が集まりそうだ。

ただしその為にはDDR3が値上がり方向へ反転する、もしくは最低限DDR3のマーケットが今の相場をキープする条件が必要になる。

メーカーによってはDDR4の安定供給は12月以降になるという声もあり年内の逆転はあっても限定的なものになるのではないかと推測されている。

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