Mionixから、待望の日本語配列ゲーミングキーボード「Mionix Wei 」が発売 - アークSTAFFファーストインプレッション

スウェーデンのゲーマー向け周辺機器メーカー「Mionix」から、RGBバックライトを搭載したシンプルなメカニカルゲーミングキーボード「Wei」が発売。初回購入者を対象とした発売記念キャンペーンが実施される。また、店頭スタッフによるファーストインプレッションも合わせてお届けする。

ビュー: 8358

公開日: 2017-08-10

デザイン性を高めたフルサイズメカニカルキーボード

Mionix Weiは、Mionixのキーボードとしては初となる日本語レイアウトのメカニカルキーボードで、アルミ製トップカバーに直接スイッチを配した最近流行のスタイルだ。ちなみにモデル名の「Wei(ウェイ)」はさそり座イプシロン星に因んで名付けられているとのこと。

レイアウトは日本語114キーとなり、カナ表記無しのキーキャップを採用。最小限の文字と記号だけを刻印しているのが特徴だ。本体右上にはバックライト用キーやWinキーロック、各マルチメディアキーを搭載している。

底面はラバーが全面に張られており、大胆にMionixのロゴをあしらっている。

スイッチはCherry MX Redを採用。RGBバックライトを搭載し、Windows/MacOS対応のソフトウェア「Mionix Hub」を使用しイルミネーション設定が可能となっている。

尚、別売でカラフルな交換用キーキャップ「Mionix Keycaps」もラインナップされる予定となっているのだが、日本国内での発売は現時点では未定とのこと。

キーボード自体はデザインもスペックも至ってシンプル。

別売の交換用キーキャップは「Castor Color」や「Long Pad」とのカラーコーディネートが楽しめるようになるため、是非とも国内でも販売してもらいたいところだ。

初回購入者にMionixロゴ入り特製パーカーをプレゼントするキャンペーンを執り行うことになった。

カラーはブラック、サイズはMサイズまたはLサイズとなる(指定不可)。裏起毛でしっかりしているとのことなので寒い季節向けになる。

数量には限りがあり無くなり次第終了となる。先着順となっているので、パーカーもゲットしたい、という方は早めの予約をオススメしたい。

GOOD!

最近流行りのフレームレスタイプのメカニカルキーボード
プラスチックのフレームとアルミ天板を採用しており、重量はメカニカルキーボードの中でもとても軽い部類に入る。キーボードをよく動かすユーザーなら取り回しが楽かもしれない。
個人的にはキーの印字に”かな”が無いのでとても好み
RGB LED採用など一見カジュアルライクなキーボードではあるが、USBケーブルが断線防止のためにカールコードになっていたり、キーの質感などもMIONIXが提唱する”CraftmanShip”の流れを汲んだものになっており、個人的にはとても気に入っている。
キースイッチもcherry赤軸で万人に使いやすい

BAD...

裏面が全面ラバーで出来ているのでホコリ等が付着してしまい、ゲーム中やタイピング中にキーボードが滑ってしまうかもしれない。
キーボードの裏にスタンドが無いため、普段スタンドを立てて使用しているユーザーは違和感があるかもしれない。
キーの右左ALTとカナ変換のキーが少し横に長いため、スペースキーが相対的に小さくなってしまっている。ただ逆に言えば、左ALTを多用しているユーザーであれば押しやすいかもしれない。
フレームトップにキースイッチが乗っかる構造だがリストレストが付属しないため、そのままでは手首が疲れてしまうかもしれない。(別売りのMIONIXのリストレストを使用すると非常に楽になるので、実質リフトレスト込みでのキーボードだと感じた。)
しかしキーボードとリストレスト込みだとお値段がかなりお高くなってしまうため、予算との相談になってしまうだろう。