大容量3.8TBのSSDがインテルから、TLC方式3D NAND採用のデータセンター向けSATA接続対応「Intel SSD DC S4500」シリーズの2.5インチ版登場
インテルから3D-TLC NANDを採用しするSATA接続タイプのSSD「Intel SSD DC S4500」シリーズより容量3.8TB、総書込バイト量7.64PBW(Peta Bytes Written)の「SSDSC2KB038T701」を含む5モデルが2017年9月9日より販売を開始。 MTBF200万時間、5年保証、そしてTBWを特に重視したデータセンター向けの高耐久モデル。
総書込みバイト量7.64ペタバイトの容量3.8テラバイトモデルをラインアップするSSD「DC S4500」シリーズがインテルから
インテルより32層の3D-TLC NANDを採用する事で最大3.8TBの大容量と総書込みByte量7.64PBの信頼性を実現したデータセンター向けSATA接続対応SSD「Intel® SSD DC S4500」シリーズの2.5インチフォームファクタ7mm厚タイプ5モデルが9月8日(金)より販売を開始。
入荷、販売を確認したのは容量240GB「SSDSC2KB240G701」、480GB「SSDSC2KB480G701」、960GB「SSDSC2KB960G701」、1.9TB「SSDSC2KB019T701」、3.8TB「SSDSC2KB038T701」の5モデル。
主な特長は、読み書き混合のワークロードを最適化する事で既存のSATA接続のHDDの置き換え用としても適したバランスの良いスペックを備えている点。
また耐久性の高い3D方式のTLC NANDを採用する事で耐久性評価 (書き込み上限数)が7.64PBW(7640TBW)と通常のSSDと比べ大幅に向上している点などもポイント。
コンシューマー向けよりも長い5年保証やMTBF200万時間などデーターセンター向けとして信頼性を備えている。
その他の仕様はモデル毎に異なるため、以下の表にまとめてみた。
2.5インチ7mmラインナップ一覧(Intel® SSD DC S4500 Series)
製品名 | 容量 | 連続 R/W(MB/s) | IOPS R/W | TBW(PBW) |
---|---|---|---|---|
SSDSC2KB240G701 | 240GB | 500/190 | 69000/16000 | 620TBW |
SSDSC2KB480G701 | 480GB | 500/330 | 72000/20000 | 900TBW |
SSDSC2KB960G701 | 960GB | 560/490 | 72000/30000 | 1.86PBW |
SSDSC2KB019T701 | 1.9TB | 560/480 | 72000/33000 | 3.27PBW |
SSDSC2KB038T701 | 3.8TB | 560/480 | 72000/33000 | 7.64PBW |
ペタバイトクラスの総書込み量を許容する耐久性の高さや5年保証などTLC方式ながら3D(積層)化した事で得たアドバンテージを信頼性の向上に振り分けているが、その分価格は当然コンシューマー向けと比べ割高。 それでも、さらなる進化を実感できる容量や性能など最新のインテルテクノロジーを詰め込んだSSDというだけでも高い魅力を感じる。
予算に余裕があればオシャレにさりげなく搭載してみたい、そんな製品ではないだろうか。
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