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ASRock「intel Z370」チップセット搭載CoffeeLake-S対応マザーボード比較 - まとめ

ASRockからデスクトップ向け第8世代インテルCoreプロセッサー・ファミリー(KabyLake-S)対応インテル300シリーズZ370チップセット搭載ソケットLGA1151対応マザーボード8モデルが2017年11月2日(木)11:00より販売を開始した。 定番のATXやMini-ITXコンパクト、高速10Gb LANオンボードやゲーミング向けマザーボードまでニーズに合ったモデルを横比較で見つけよう。

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公開日: 2017-11-06 (更新 2018-04-02)

ASRockからCoffeeLake-Sに対応するソケットLGA1151対応Z370マザーボードが登場

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ASRockインテル第8世代COREプロセッサー(CoffeeLake-S)対応のintel Z370チップセット搭載マザーボード8モデルが2017年11月2日(木) 11:00より販売を開始した。

今回、インテル第8世代COREプロセッサーファミリ(CoffeeLake-S)の発売にあわせて用意されたチップセットはインテル300シリーズの中からZ370のみに限定されたこともありラインアップは比較的落ち着いた形となった。

具体的にはATXタイプの「Z370 Taichi」、「Z370 Professional Gaming i7」、「Z370 Gaming K6」、「Z370 Extreme4」、「Z370 Pro4」の5モデルMicro-ATXは「Z370M Pro4」の1モデルMini-ITXは「Z370 Gaming-ITX/ac」、「Z370M-ITX/ac」の2モデル合計で8モデルとなる。

ASRock 300シリーズバリエーション

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ASRockの300シリーズ別のコンセプトは基本的に100、200シリーズの時と同じで、安定性、信頼性を重視した「Extreme」、多機能で高性能のオールラウンド「Taichi」、ゲーマー向けにサウンド機能を強化した「Fatal1ty Gaming」、バランス重視の「PRO」、そしてコストパフォーマンス重視の「STANDARD」と、5つのシリーズバリエーションがラインナップされている。

現状Z370チップのみだが、今後の追加チップセットも踏まえ以下にシリーズバリエーション別リストを作成してみた。

シリーズ/型番 チップセット フォームファクタ Aura LED PCIe 3.0(x16) M.2※1 メモリー USB3.1Gen2
PROシリーズ
Z370 Pro4 Z370 ATX なし x2(1つはX4動作) Ultra x2 Type-E x1 288pin x4 なし
Z370M Pro4 Z370 Micro-ATX なし x2(1つはX4動作) Ultra x2 288pin x4 なし
Extremeシリーズ
Z370 Extreme4 Z370 ATX あり x3(1つはX4動作) Ultra x2 Type-E x1 288pin x4 x2
Taichiシリーズ
Z370 Taichi Z370 ATX あり x3(1つはX4動作) Ultra x2 (Type-E Wifi搭載済) 288pin x4 x2
Fatal1tyシリーズ
Z370 Professional Gaming i7 Z370 ATX あり x3(1つはX4動作) Ultra x3 (Type-E Wifi搭載済) 288pin x4 x2
Z370 Gaming K6 Z370 ATX あり x3(1つはX4動作) Ultra x2 Type-E x1 288pin x4 x2
Z370 Gaming-ITX/ac Z370 Mini-ITX なし x1 Ultra x1(Type-E Wifi搭載済) 288pin x2 x1
STANDARDシリーズ
Z370M-ITX/ac Z370 Mini-ITX なし x1 Ultra x1 (Type-E Wifi搭載済) 288pin x2 x1

フォームファクタ別カテゴライズ

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どちらかと言えば、マザーボードにあわせてケースを選ぶのではなく、用途にあったケース(サイズ)に合わせたマザーボードを探すパターンが一般的かと思われるが、その場合はこちらの分類リストを参照すると判り易いかもしれない。

ASRock300シリーズの場合、11月2日時点ではMicroATXタイプが1モデルしかなく迷うことがない、Mini-ITXは標準タイプとゲーミングタイプのコントラストのある2モデルに別れておりこれもスムーズに選択できそうだ、残る5モデル展開のATXについては機能や好み、予算などを加味すれば選択肢は限られてくるはずだ。

Mini-ITX MicroATX ATX
Z370M-ITX/ac Z370M Pro4 Z370 Pro4
Z370 Gaming-ITX/ac Z370 Professional Gaming i7
Z370 Gaming K6
Z370 Extreme4
Z370 Taichi|

モデル別ワンポイント特長

ASRockの看板モデル

多機能ながらオーバークロック性能も高く、妥協を許さない人にオススメ、耐久性も高いのでビジネスからゲームまで幅広いニーズに対応。

こだわるゲーマーに

標準的な仕様に加え、ゲームプレイや対オーバークロックなどをワンポイント強化したバランス型、少し予算を足しても良い人にはオススメ

Mini-ITXスタンダードモデル

標準的なコンパクトマザー、無線ネットワークは標準搭載している。

癖の無い定番MicroATXモデル

一応ビジネス向けだが価格と性能バランスが良く、付加機能を求めない人にはベターな製品。

癖の無い定番ATXモデル

一応ビジネス向けだが価格と性能バランスが良く、付加機能を求めない人にはベターな製品。

Mini-ITXフラグシップモデル

USB3.1Gen2やゲーミング、オーバークロック特性も高めたクラス最上位のコンパクトマザー。

付加機能をはずしてコスパを高めたゲーミングモデル

Fatal1ty Z370 Professional Gaming i7から無線LANや有線10Gb LANを外し価格を引き下げたモデル。

ネットワーク関連全部乗せの上位モデル

無線LANや有線10Gb LANとデュアルintel Gb LANの合計4つも搭載したネットワーク重視のゲーミング上位モデル、その分値が張る。

Z370と第8世代COREプロセッサー(CoffeeLake-S)のポイント

おさえておきたいポイント

Z370チップセットは基本的にZ270チップセットとほぼ同性能で、本来チップセット自体は変更する必要は無かったのだが、多くの既存LGA1151マザーボードはCoffeeLake-Sに対応する際、電源周りの見直しが必要となった為、同じソケットLGA1151でありながらも互換性を切り捨てる事になったが、その際、チップセット名が同じだと混乱するため、リネームされたものと考えてみてほしい。 強いて言えばSRTのサポートが外れているが、これはOptaneテクノロジーへの移行を進めた結果なのであまり気にしなくて良さそうだ。

また、Microsoft社の対応OSは引き続きWindows 10シリーズ64bit版のみに制限されているので留意したい。

ソケットLGA1151 Z370 Z270 H270 B250 H110
Coffee Lake-S × × × ×
Kaby Lake-S ×
Skylake-S ×

つまり簡潔に言ってしまえばインテル第8世代COREプロセッサー(CoffeeLake-S)を使いたい場合、インテル300シリーズチップセット(2017.11.2 現在はZ370のみ)を搭載するLGA1151マザーボードが必須となるという事だけ把握しておけば特に問題はない。

プロセッサーチョイスも悩ましい所だが、マザーボードはASRockから選んでみては如何だろうか?


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