MIONIXから、左右対称デザインマウス「Avior」のカラーバリエーションモデルが発売

スウェーデンのゲーミングブランドMIONIXから、色鮮やかな5つのカラーバリエーションで展開する光学式ゲーミングマウス「MIONIX Avior Color」が発売された。

ビュー: 4613

公開日: 2017-12-12 (更新 2017-12-13)

エントリーモデルへと生まれ変わった左右対称デザインマウス

Mionixから発売されていた左右対称マウス「Avior」シリーズが、ポップな色使いのカラーバリエーションモデル「Avior Color」として生まれ変わった。

カラーは、2017年4月に発売されたCASTOR Colorと同様に、「Black」「French Fries」「Frosting」「Ice Cream」「Shirk Fin」の5色で展開。

BlackモデルのみがLEDイルミネーション搭載となっている点もCASTOR Colorと同じだが、CASTOR ColorやAvior 7000/8200では2xLED、2ゾーンであったが、AviorのBlackモデルは1xLED、1ゾーンに簡略化されている。

Avior Colorは、今までのAviorシリーズとは大きく仕様が異なっている。

まず、今までは光学式センサーを搭載したAvior 7000(SK Team Edition)と、レーザー式センサーを搭載したAvior 8200と、異なるセンサー方式の2モデルで展開されていたが、Avior Colorは光学式センサーモデルのみとなる。

搭載センサーも、Avior 7000は最高解像度7,000DPIのADNS-3310が搭載されていたが、Avior Colorでは最大5,000DPIのPMW-3325に変更されている。(ちなみに、CASTOR ColorはPMW-3310)

さらに、サイドボタンが廃止されて、9ボタンから4ボタンへと大幅に減少。かなりシンプルな仕様へと変更されている。

本体デザインも若干の変更が加えられている。

モデル名	Avior Color	Avior 7000/8200
サイズ	128 x 65 x 34mm	125.3 x 65 x 36.6mm
重量(ケーブル無し)	約85g	約100g
重量(ケーブル有り)	不明	約146g

Avior Color Black

Avior 7000

Avior 8200

パッと見た感じだとスリムになった印象を受けるが横幅自体は変わっておらず若干縦に長くなった。本体ロゴもロゴマークからロゴタイプに変更されている。

重量はだいぶ軽量化された印象を受ける。

その他、Avior Colorでは設定ソフトウェア「MIONIX HUB」に対応するようになり、DPI設定やボタンのカスタマイズ設定を本体のオンボードメモリに保存可能となっている。尚、Avior 7000/8200では128KBのオンボードメモリが搭載されていたが、Avior Colorのメモリ容量は公表されていない。

ミドルレンジ～ハイエンドモデルの位置づけ(発売当時)だったマウスをエントリー向けにシフトチェンジするのは中々大胆な試みかと思われるが賛否両論ありそうだ。また、CASTOR Colorとの差別化のためかエントリー向けを強調するためかはわからないが5モデル共通の黒色ベースのロゴも好き嫌いが分かれそうだ。

只、ゲーミングマウスの中でも3～4ボタン仕様のマウスは比較的小型な製品が多いので、通常(または大きめ)サイズでシンプルなマウスを探しているユーザーには適したモデルかと思われる。

製品仕様

製品名	MIONIX Avior Color
メーカー	MIONIX
発売日	2017年12月12日
型番	Black:MNX-01-27009-G
	French Fries:MNX-01-27010-G
	Frosting:MNX-01-27011-G
	Ice Cream:MNX-01-27012-G
	Shark Fin:MNX-01-27013-G
センサー	Pixart PMW-3325
最大解像度	5000DPI
形状	左右対称デザイン
ボタン数	4つのプログラム可能なボタン
オンボードメモリ	有り
イルミネーション	1680万色(ブラックのみ)
サイズ	128×65×34mm
重量	約85g(ケーブル除く)
ソフトウェア	MIONIX HUB