image

Micron 3D 64層3D NAND採用2.5インチSSD 「Crucial MX500」シリーズ登場

Micron社のメモリダイを64枚積層させた第2世代3D TLC NANDを採用した2.5インチSSD「Crucial MX500シリーズ」の販売が2018年1月9日(火)より開始している。 MX300シリーズの後継で耐久性やパフォーマンスも向上、コントローラーも変更など。

ビュー: 16039
公開日: 2018-01-11 (更新 2018-01-13)
関連タグ:

64層3D TLC NANDを採用するCrucial新モデル「MX500」シリーズ登場

image

Crucialから2.5インチ、SATA接続、内蔵型のSSDにMicron社の64層 3D TLC NANDとSM2258XTコントローラーを採用する「MX500」シリーズが登場、2018年1月9日(火)より販売を開始している。

image

ラインアップは容量250GBの「CT250MX500SSD1/JP」、500GBの「CT500MX500SSD1/JP」、1TBの「CT1000MX500SSD1/JP」、2TBの「CT2000MX500SSD1」の4モデルが用意されている2TBモデルのみ遅れて1/13より販売を開始している。

また、今回入荷しているのは全て型番末尾「/JP」が追加された国内正規のリテールパッケージ版。

image
image

MX500シリーズはMicronの3D NANDの第2世代にあたる64層タイプを採用することで従来の32層タイプと比較し、より低く安定した電圧制御を実現、前作のMX300よりも高い信頼性、安定性を実現。 また、NANDフラッシュの一部をSLCキャッシュとして使用する「Dynamic Write Acceleration」テクノロジーを搭載しパフォーマンスも前作より向上している。

付属品は「9.5mmスペーサー」と「Acronis True Image」の使用キーが付属。 Acronis True Imageはディスクのクローン作成、システムのバックアップ、リカバリーなどが簡単に出来るデータ移行ツール。

主なスペックはシーケンシャルリード560MB/s、ライト510MB/s、ランダムアクセスリードは95,000IOPS、ライト90,000IOPS、MTTF180万時間など、詳細は以下にまとめてみたので参考になれば幸いだ。

型番 CT250MX500SSD1/JP CT500MX500SSD1/JP CT1000MX500SSD1/JP CT2000MX500SSD1
メーカー Crucial Crucial Crucial Crucial
シリーズ MX500 MX500 MX500 MX500
容量 250GB 500GB 1000GB 2000GB
コントローラー SM2258XT SM2258XT SM2258XT SM2258XT
方式 TLC TLC TLC TLC
NAND Micron 64-layer 3D Micron 64-layer 3D Micron 64-layer 3D Micron 64-layer 3D
キャッシュ
連続リード 560MB/s 560MB/s 560MB/s 560MB/s
連続ライト 510MB/s 510MB/s 510MB/s 510MB/s
ランダムリード 95,000IOPS 95,000IOPS 95,000IOPS 95,000IOPS
ランダムライト 90,000IOPS 90,000IOPS 90,000IOPS 90,000IOPS
TBW 100TB 180TB 360TB 700TB
MTTF 180万時間 180万時間 180万時間 180万時間
保証期間 メーカー限定5年 メーカー限定5年 メーカー限定5年 メーカー限定5年
備考 国内正規モデル 国内正規モデル 国内正規モデル 国内正規モデル
発売日 2018年1月9日 2018年1月9日 2018年1月9日 2018年1月13日

関連記事

ライター

author image

編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。