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Razerから新しいワイヤレス給電システムを採用した「Razer Mamba + Firefly HyperFlux」が発売

Razerから、新開発の「Razer HyperFlux ワイヤレス・パワー・テクノロジー」を搭載したマウス&マウスパッドのセット商品「Razer Mamba + Firefly HyperFlux」が発売された。

ビュー: 10546
公開日: 2018-08-31

TRUE WIRELESS FREEDOM

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Razer Mamba + Firefly HyperFluxは、ワイヤアレスマウス「Razer Mamba HyperFlux」と、Razer Chroma ライティング機能を備えたマウスパッド「Razer Firefly HyperFlux」のセット商品だ。

ワイヤレス給電を可能としたRazer HyperFlux ワイヤレス・パワー・テクノロジーを搭載しているのが特徴となている。

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Razer HyperFlux ワイヤレス・パワー・テクノロジー(以下:HyperFlux)は、マウスパッドから対応マウスに電力を供給するシステムとなっており、大きな括りで見るとロジクールの「POWERPLAY」やCorsairの「Qi ワイヤレス充電」と同様のシステムなのだが、HyperFluxが他社のワイヤレス給電システムと大きく異なる点は、マウス側にバッテリーが内蔵されていないという点だ。

「POWERPLAY」や「Qi ワイヤレス充電」は電力をマウスに内蔵されたバッテリーに給電するシステムなのに対し、HyperFluxはマウスパッドが磁気フィールドを形成し、マウスに必要な電力を生み出し供給し続けるというのもだ。

そのためマウスにバッテリーを搭載する必要がなくなりワイヤレスマウスでありながら96g(ケーブル除く)という軽量化を実現している。

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Razer Mamba HyperFluxには True 16,000DPIの__ Razer 5G オプティカルセンサー__を搭載。今までのMambaシリーズ(Mamba 2016およびMamba Tournament Edition)がレーザー式センサー搭載だったのでセンサー部分だけ見ても大きな変更といえる。

また、アダプティブ・フリークエンシー・テクノロジーなるものも搭載されており、これは

”高度なワイヤレス技術により、ミリセカンド単位の間隔で周波数チャネルを常時スキャンしてあらゆる干渉を検知、必要に応じて使用周波数帯域をシームレスに切り替えることで、ラグのまったくないゲーミングマウスからシステムへのデータ転送を可能にします。”

とのことで、ワイヤレス信号の安定性と正確なマウス動作を売りとしている。

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マウス本体の形状はMamba 2016などから大きな変更点は無いように見受けれらるが(長さが若干短くなり高さが僅かに高くなっている)、サイドのラバーグリップ部のデザインは変更され(Lanceheadのモノと似たデザイン)、Razer Chroma対応のLEDもホイール部とロゴマーク部のみとシンプルになっている。

尚、製品にはUSBケーブル(2.1m)が付属しており、有線での使用も可能となっている。

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Razer Firefly HyperFluxは、同社のRazer FireflyをベースにHyperFluxを組み込んだモノとなり、ハードとクロスの両面型サーフェイスを採用しているのが特徴だ。

LEDイルミネーションはもちろんRazer Chromaに対応しており約1677万色から選択可能となっている。

只、使用の際に注意点があり、Razer Firefly HyperFlux を金属製の素材の上で使用すると正常に動作しない場合があるとのこと。使用環境に注意が必要だ。

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次世代のワイヤレスゲーミングといえる新システムは大変魅力的なのだが、当店の予約時点での販売価格が税込価格36,936円とかなり高額。セット商品とはいえ気軽に手の出せる価格ではない。

DeathAdder Eliteと同スペックのセンサーを搭載しているのでマウス性能は間違い無い。バッテリー給電の煩わしさや重量から開放され快適なワイヤレス環境を構築できる点にどこまでの価値を見出せるかに掛かってくるかと思われる。

製品仕様

軽量ワイヤレスゲーミングマウス「Mamba」とワイヤレス給電が可能な「Razer HyperFlux ワイヤレス・パワー・テクノロジー 」搭載マウスパッドのセット
取扱終了
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