G.SKillからAMD第3世代RyzenプロセッサーとX570チップセットの組み合わせ向けにチューンされた「Trident Z Neo」シリーズの一部モデルがアキバのPCパーツショップに入荷、2019年8月13日(火)より販売を開始している。

「Trident Z Neo」は「Trident Z RGB」や、「Trident Royal」など同社フラグシップかつ人気の「Trident Z」シリーズの一つとして新たにラインアップされたG.SKillの新シリーズ。

採用するヒートスプレッダはTrident Z RGBをベースに改良を加えた新タイプでセンター部分の溝の垂直から斜めカットに変更、またカラーリングをブラックとシルバーの2トーンに変更、上部に実装されたライトバーは従来シリーズ同様に8分割のアドレサブルRGB LEDを採用、専用ソフト(無料ダウンロード)から制御可能、また主要各社マザーボードとの連動にも対応させることができる。

そして同シリーズ最大の特長はAMD 第3世代RyzenプロセッサーとX570チップセット搭載マザーボードの組み合わせ向けのチューンが施されたAMD向けメモリーである事で、容量16GB～64GB(8GB or 16GBモジュール)、速度DDR4-3000～3866(DDR4-4000は発売中止)、レイテンシCL14-18、電圧1.35Volt～1.45Voltなど合計28バリエーションモデルが発表されている。

今回入荷、販売を確認したのは「F4-3600C18D-16GTZN」、「F4-3600C18Q-32GTZN」、「F4-3600C16D-16GTZNC」、「F4-3600C16Q-32GTZNC」、「F4-3600C16D-16GTZN」、「F4-3600C16Q-32GTZN」、「F4-3600C18D-32GTZN」、「F4-3600C18Q-64GTZN」、「F4-3600C16D-32GTZNC」、「F4-3600C16Q-64GTZNC」、「F4-3600C16D-32GTZN」、「F4-3600C16Q-64GTZN」の12モデルで全て速度DDR4-3600タイプとなり容量、レイテンシ違いとなる。

7月7日以降大ブレイク継続中の第3世代Ryzenプロセッサーの能力をより引き出す事ができるDDR4-3600メモリー、ただ2019/8/14時点で入手可能なものは選別OCメモリーのみで、さらにその大部分がIntel向けに選別された製品となっている状況の中、第3世代Ryzen向けチューニングされた「Trident Z Neo」シリーズはAMD構成のPC自作時に選択肢の一つとして頭に入れておきたい存在となりそうだ。