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AMD Radeon RX6000シリーズGPU搭載「RX6800XT」と「RX6800」オリジナルカード各種販売解禁もラインアップ揃わず

AMD新アーキテクチャ「RDNA 2」を採用する新世代GPU Radeon RX 6000シリーズを搭載したグラフィックスカード「Radeon RX 6800 XT」と「Radeon RX 6800」のサードパーティー設計オリジナルファン搭載モデル4モデルの販売が2020年12月4日(金)19:00より解禁され開始した。 11月20日に先行してリファレンス設計モデルが数量限定にて登場、今回いよいよ本命の各社チューンドのオリジナル設計モデルが市場投入されたことになる。

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公開日: 2020-12-04 (更新 2022-04-03)

Radeon RX6000シリーズグラフィックスカードのオリジナルモデル各種も販売開始

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AMD新アーキテクチャ「RDNA 2」を採用する新世代GPU Radeon RX 6000シリーズを搭載したグラフィックスカード「Radeon RX 6800 XT」と「Radeon RX 6800」のサードパーティー設計オリジナルファン搭載モデル各種が2020年12月4日(金)19:00より解禁され順次販売を開始している。

パソコンSHOPアークでは今回の解禁分についてはオンラインストアのみでの販売としており、店舗での抽選販売などは行う予定無しとしている。 そんな中、入荷した製品はごく一部に留まり、解禁時に滑り込みで間に合ったのはASRockのRX6800XT搭載「RX 6800 XT Taichi X 16G OC」とRX6800搭載「RX 6800 Challenger Pro 16G OC」、GIGABYTEのRX6800搭載「GV-R68GAMING OC-16GD」、SAPPIREのRX6800搭載「SAP-NITRORPX680016GB/11305-01-20G」とRX6800XT 1モデル、RX6800 3モデル、計4モデルで入荷数量も極僅かでのスタートとなった。

新世代アーキテクチャ「RDNA2」を採用、リアルタイムレイトレーシングに対応するハイエンドGPU「RADEON RX 6800 XT」を搭載。セミファンレス仕様2.8スロット占有トリプルファンクーラーとバックプレートを搭載するオーバークロック版グラフィックスカード。
取扱終了
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翌週以降、玄人志向やPowerColorなど順次販売開始を予定しているが詳しい日時は未定、解禁時にここまでラインアップが揃わず、かつ数量もほぼ0に近い状況から、今回は時間までこまかく設定し一線を引いた意味があまり意味をなしておらず少し微妙な解禁となってしまった事は否めない。

今回は特にコロナの影響や、ゲーム以外にも需要が発生してしまっておりしばし争奪戦は続いてしまうかもしれないが、いち早く安定した供給が開始され欲しいモデルが欲しいタイミングで入手できるようになることを願いたい。

レイトレにも対応した「RDNA 2」アーキテクチャ

RDNA2はRDNAをベースに新たにレイトレーシングエンジン「Ray AcceleratorRA」を実装し、電力効率やパフォーマンスを改善しNVIDIA RTX30シリーズに対抗し得る期待のアーキテクチャ、これを搭載したRadeon RX 6000シリーズはRyzen 5000シリーズCPUとAMD 500シリーズチップセット搭載マザーボードとの組み合わせ限定で発動する新機能「Smart Access Memory」によりさらにパフォーマンスが向上することが可能で、RTX30シリーズなどのNVIDIAハイエンドカードへ対抗し得る久々の製品として高い注目を集めている。

対抗との比較やベンチマークについては以下の大手メディアのレビューを参考にして欲しい。

メーカー公式サイト


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。