Plextorからキオクシア製BiCS 3D TLC NAND採用で最大連続リード7000MB/sを実現するPCIe Gen4 X4接続NVMe転送対応SSD「M10P」シリーズ1TBモデル2タイプが追加ラインアップ、2021年8月20日(金)より販売を開始している。

販売を開始したのは M.2 2280ヒートシンク無し「M10P(GN)」の容量1TBモデル「PX-1TM10PGN」と、ヒートシンク付属「M10P(G)」の容量1TBモデル「PX-1TM10PG」の2モデルで、どちらも7月に登場した「M10P」シリーズ待望の容量1TBモデル。

主な特長は、PCIe Gen4に対応するInnoGrit Rainierコントローラーとキオクシア製BiCS 3D TLC NANDの組み合わせをベースに「PlexNitro II」や、エラー訂正機能「TrueProtect」など独自のテクノロジーを実装し、最大7,000MB/sのシーケンシャルリード、最大650,000 IOPSのランダムリード、最大 5,000MB/sのシーケンシャルライトを実現している点。

その他、MTBFは250万時間、総書込みバイト量(Total Byte Written) 640TBW、認証系はUL, TUV、FCC、CE、BSMI、VCCI、RCM、KCC、EAC、ROHSを取得、対応機能はTRIM、 S.M.A.R.T、IO queue、 NVMe commandなどで保証期間は限定5年としている。

留意点としてはヒートシンク付属モデルは初期状態では実装されていないので環境や好みにあわせ自分で取り付けが必要となる。

3D TLC NAND採用で書込み耐性も保証期間相当に高く、少ししっかりしたSSDで構築したい人にはオススメできそうだ。