青い第3世代はジャストバランス、WD PCIe3.0X4 NVMe M.2 2280 SSD「WD Blue SN570 NVMe SSD」シリーズ販売開始

Western Digital(ウエスタンデジタル)のコンシューマー向けPCIe Gen3.0X4接続NVMe転送対応M.2 2280 SSD「WD Blue SN570 NVMe SSD」シリーズが登場、2021年11月12日(金)より日本国内でも販売を開始している。 WD独自コントローラーと3D TLC NANDを組合せ1TBモデルでシーケンシャルリード最大3500MB/s、シーケンシャルライト最大3000MB/sとSATA SSDの5倍以上のパフォーマンスを発揮するバランスの取れた定番WD Blue NVMe SSDシリーズの3世代目。

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公開日: 2021-11-14

第3世代でGen3X4の完成形へ進化した「WD Blue SN570 NVMe SSD」シリーズ

Western Digital(ウエスタンデジタル)のコンシューマー向けPCIe Gen3.0X4接続NVMe転送対応M.2 2280 SSD「WD Blue SN570 NVMe SSD」シリーズが登場、2021年11月12日(金)より日本国内でも販売を開始している。

入荷を確認したのは容量250GB「WDS250G3B0C」、500GB「WDS500G3B0C」、1TB「WDS100T3B0C」の3容量バリエーション。

「WD Blue SN570 NVMe」はWDのド定番「WD Blue NVMe SSD」の3世代目となるシリーズで前、第2世代のSN550がシーケンシャルリード最大2400MB/s、シーケンシャルライト最大1950MB/s(1TBモデルの場合)であることに対し、SN570はシーケンシャルリード最大3500MB/s、シーケンシャルライト最大3000MB/s(1TBモデルの場合)と着実なパフォーマンス向上に加え3D TLC NANDを引き続き採用した事っで総書込みバイト量(Total Byte Written)も1TBモデルで600TBWと耐性もキープしてきている。

その他、スペック詳細については容量毎に異なるため表を参照してほしい。

	WDS250G3B0C	WDS500G3B0C	WDS100T3B0C
型番	WDS250G3B0C	WDS500G3B0C	WDS100T3B0C
シリーズ	WD Blue SN570 NVMe SSD	WD Blue SN570 NVMe SSD	WD Blue SN570 NVMe SSD
メーカー	Western Digital	Western Digital	Western Digital
フォームファクタ	M.2 type2280(22×80) PCIe	M.2 type2280(22×80) PCIe	M.2 type2280(22×80) PCIe
インターフェイス	PCI-Express (3.0) X4 NVMe (NVM Express)	PCI-Express (3.0) X4 NVMe (NVM Express)	PCI-Express (3.0) X4 NVMe (NVM Express)
ストレージタイプ	SSD	SSD	SSD
内蔵 / 外付け	内蔵タイプ	内蔵タイプ	内蔵タイプ
容量	250GB	500GB	1TB
フラッシュタイプ	3D TLC NAND	3D TLC NAND	3D TLC NAND
読込み速度	シーケンシャルリード:最大 3300MB/sec ランダムリード:最大 190000IOPS	シーケンシャルリード:最大 3500MB/sec ランダムリード:最大 360000IOPS	シーケンシャルリード:最大 3500MB/sec ランダムリード:最大 460000IOPS
書込み速度	シーケンシャルライト:最大 1200MB/sec ランダムライト:最大 210000IOPS	シーケンシャルライト:最大 2300MB/sec ランダムライト:最大 390000IOPS	シーケンシャルライト:最大 3000MB/sec ランダムライト:最大 450000IOPS
総書込みバイト量(Total Byte Written)	150TBW	300TBW	600TBW
MTBF(MTTF)	150万時間	150万時間	150万時間
発売日	2021-11-12	2021-11-12	2021-11-12
アーク参考価格	読み込み中	読み込み中	読み込み中
	製品詳細	製品詳細	製品詳細

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Gen4 7000MB/sクラスはオーバースペック、とはいえQLC NAND系の低書込み耐性の低価格品やリード2000MB/s以下のエントリーモデルでは物足りない、といと消去法的にNVMe SSDの中央値を求めた場合、このシリーズが有力な選択肢として残る、いわゆるミドルレンジの本命NVMeであり、そのポジションは着実なパフォーマンス向上によりさらに手堅くなったと言って良さそうだ。