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奥行き140mmのセミモジュラータイプ、80PLUS BRONZE認証ATX電源ユニットが「COSAIR CX」シリーズから登場

CORSAIRの奥行き140mmのショートサイズATX電源ユニット「CX SERIES」からセミモジュラー仕様、定格出力450WタイプのCX450M(CP-9020101-JP)、550WタイプのCX550M(CP-9020102-JP)、650WタイプのCX650M(CP-9020103-JP)の3モデルが登場、2016年4月2日(土)より取扱い各ショップで販売中。

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公開日: 2016-04-04

CORSAIR CXシリーズのセミモジュラータイプ「CX-M」登場

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CORSAIR CXシリーズはATX12V v2.4とEPS12V v2.92に準拠し、80PLUS BRONZE認証を取得したATX規格の電源ユニット。

主な特徴としては、奥行きを140mmのショートサイズに収める事でハイスペック用途向けのATX電源に対応したmini-ITXやMicroATXケースなどに搭載する電源ユニットに適している。

また今回登場した「CX-M」モデルはセミプラグイン式を採用しており、ATX24ピン電源とATX8ピン補助電源以外のケーブルが着脱可能(通常のCXシリーズは着脱不可のフレックスケーブルタイプ)、不必要なケーブルを取り外してケース内をスッキリさせ、エアフローの向上も期待出来る。

2016年4月2日の時点では450W、550W、650Wの3モデルの発売を確認、出力などの基本スペックにあわせてコネクタ、ケーブル数などが異なる為、仕様の違いなどを以下に比較、まとめてみた。

主な特徴

  • 80PLUS BRONZE認証取得 1系統450W~650W電源ユニット
  • 奥行140mmのショートサイズ設計
  • 必要な分だけ接続できるフラットセミモジュラーケーブル
  • 自動回転数制御に対応した120mm静音ファン
  • 優れた保護回路設計、各種安全認証取得と長期5年保証付帯
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CX-Mシリーズコネクタ数比較

電源コネクタ数 CX450M CX550M CX650M
ATX 24(20+4)ピン 1 1 1
EPS/ATX12V 8(4+4)ピン 1 1 1
PCIe 8(6+2)ピン 2 2 4
SATA 4 6 6
ペリフェラル 3 3 3
FDD 1 1 1
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備考:CX650MのみEPS/ATX12V 8(4+4)ピン電源ネイティブケーブル約65cm (1本に1つのCPU補助8ピン電源コネクタ)が2本付属している(他のモデルは1本)

CX-Mシリーズ出力比較

モデル CX450M CX550M CX650M
入力
入力電圧(VAC) 100-240 100-240 100-240
周波数帯(Hz) 47-63 47-63 47-63
電流(A) 6-3 10-5 10-5
出力(A)
+3.3V 20A 25A 25A
+5V 20A 20A 25A
+12V 37.4A 45.8A 54A
-12V 0.8A 0.8A 0.8A
+5Vsb 3A 3A 3A
出力(W)
+3.3V +5V 110W 120W 130W
+12V 448.8W 550W 648W
-12V 9.6W 9.6W 9.6W
+5Vsb 15W 15W 15W
定格出力 450W 550W 650W

仕様・詳細

シリーズ CORSAIR CX Series
メーカー CORSAIR
容量 450W、550W、650Wの3タイプ(モデルにより異なる)
規格 ATX12V v2.4 及び EPS12V 2.92 準拠
搭載ファン 自動回転数制御対応120mmファン
Corsair Link 非対応
保護回路 OVP、UVP、SCP、OTP、OPP
安全性許認可 FCC、ICES、CE、C TUV-US、RCM、TUV
CB、CCC、BSMI、CU TR、RoHS、WEEE、RoHS (China)、KC
MTBF 100,000時間
PFC アクティブPFC
80PLUS BRONZE
保証 5年間
本体サイズ W150mm×H86mm×D140mm
主な代理店 Links
発売日 2016年4月2日

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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。