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HDTと大型アルミフィンを組み合わせた静音CPUクーラー「Thermalright Macho Direct」

Thermalright初のヒートパイプダイレクトタッチを採用するサイドフロー型CPUクーラー「Macho Direct」が登場。 体積約2.6 リットルのアルミフィンと銅製ヒートパイプ、14cmファンを備えた実力派。

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公開日: 2016-08-18
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Thermalright初のHDTテクノロジー採用CPUクーラー

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Thermalrightから、平行に並べ一部形状をフラットにしたヒートパイプを直接CPUに接触、吸熱させるHDT(ヒートパイプダイレクトタッチ)テクノロジーを採用する、大型アルミフィンタイプのCPUクーラー「Macho Direct」が登場。

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主な特長は、流行りの新テクノロジー「ダイレクトタッチ(HDT)」を採用し熱の遷移経路を短縮、効率化を図っている。 そしてThermalright得意の体積約2.6 リットルまで積み上げた大容量アルミフィンをベースにしたMACHOシリーズ特有の大型ヒートシンクによる高い放熱効果。 ケースリアファンを流用した準ファンレスシステムを考慮しフィンを後方に移動するなど現行シリーズからの改良。 300~1300RPM、最大21dBAの14cm角静音ファン搭載による常時静音稼働の実現など。

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ヒートシンク部分の主な仕様は、直径6mmの銅製ヒートパイプ5本、アルミフィン、サイズ(ファン含まず)は140mm(L)x117mm(W)xH158mm(D)、重量650g(ファン含まず)など。

ファンユニット部分の主な仕様は、14cm角ランドファン「TY-140」を採用、回転数は300~1300RPM、ノイズレベル15~21dBAで風量16.9~73.6CFM、4Pin (PWM対応)など。

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対応プロセッサーは、Intel Socket LGA 775/1150/1151/1155/1156/1366/2011/2011-3、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+とユニバーサル対応。

Macho Direct本体の他、マニュアル、ファン(TY-140)、バックプレート、固定用ネジ、スタンドオフ、緩衝材、スクリューキャップ、ドライバーなどが付属している。

ヒートシンクのポジションの変更によりメモリーなどとの干渉も回避し易くなっているが大型のクーラーである事は変わりないので導入前のサイズチェックは必須。 サイズ的に問題がなければ冷却力と静音性、バランスの取れた空冷CPUクーラーとして面白い存在になりそうだ。

ヒートパイプダイレクトタッチを採用したサイドフロー型CPUクーラー。
取扱終了
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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。