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MLC 3D NAND採用、信頼性重視のSATA接続SSD「Intel® SSD DC S3520 Series」2.5インチモデルが登場

インテルからMLC 3D NANDを採用するSATA接続タイプのSSD「Intel® SSD DC S3520」シリーズより2.5インチ容量960GBモデル「SSDSC2BB960G701」が9月28日より販売を開始、9月30日には残りの5モデルも販売を開始している。 MLC方式の3D NANDを採用し最新インターフェースを持たないPCなどのHDD移行に適した信頼性重視の製品。

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公開日: 2016-09-28 (更新 2017-06-11)
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MLC方式のインテル3D NAND採用SSD登場

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インテルよりMLC方式の3D NANDを採用し信頼性を高めたデータセンター向けSATA接続対応SSD「Intel® SSD DC S3520」シリーズが販売を開始。 9月27日(火)現在で販売を確認出来たのは、2.5インチ容量960GBモデル「SSDSC2BB960G701」のみ。

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[2016-9-30 追記]2.5インチタイプ150GB、240GB、480GB、1.2TB、1.6TBも販売を開始、ラインナップが出揃った。

主な特長として、「Intel® SSD DC S3520」はIntel® SSD DC S3500ファミリーの最新シリーズで、前作の「SSD DC S3510」と比べ消費電力をアイドル時に15%、アクティブライト時に30%の削減を達成し、ワットパフォーマンスが35%向上している。

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SSDSC2BB960G701」の主なスペックは、容量960GB、2.5インチ(高さ7mm)SATA 6GB/s、シーケンシャル・リードは450MB/s、シーケンシャル・ライトは380MB/s、ランダム4Kリード67,000 IOPS、ランダム4Kライト16,000 IOPS、MTBF 200万時間、総書込みバイト量 約1752TBW、DWPD(Drive Write Per Day)最大1.0、メーカーによる5年間の制限付き保証など。

インテル SSD DC S3520シリーズは今回入荷したモデルを含め、2.5インチが150GB、240GB、480GB、960GB、1.2TB、1.6TBの6モデルM.2 2280が150GB、240GB、480GB、960GBの4モデルがラインナップされている。

DC S3520接続方式がSATAな事もあり新世代NANDを採用していてもパフォーマンスは平凡だ、とはいえHDD比では圧倒的で主に「SATA接続環境のみのPCに高信頼性のSSDを使って高速化したい」といった乗せ換え需要向けと考えてよさそうだ。

インテルのデータセンター向けSSDシリーズはPCIe転送タイプのDC P3520シリーズもラインナップされており、パフォーマンス重視のユーザーはDC P3520の登場を待つ事になりそうだ。

容量150GB、データセンター向けに開発され高信頼性、耐久性を備えたSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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容量240GB、データセンター向けSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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容量480GB、データセンター向けに開発され高信頼性、耐久性を備えたSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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容量960GB、データセンター向けに開発され高信頼性、耐久性を備えたSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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容量1.2TB、データセンター向けに開発され高信頼性、耐久性を備えたSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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容量1.6TB、データセンター向けに開発され高信頼性、耐久性を備えたSATA接続対応2.5インチSSD
取扱終了
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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。