キースイッチ交換に対応したゲーミングキーボード「EPIC GEAR DeFiant」の取り扱いを開始
台湾GeILのゲーミングブランド「EPIC GEAR」から、キースイッチそのものの交換が可能という画期的なシステムを導入したメカニカルゲーミングキーボード「DeFiant」を発売した。合わせて交換用のキースイッチ3種も発売。当店では取り寄せでの取り扱いとなる。
異なるタイプのキースイッチを一つのキーボード上で組み合わ可能
「DeFiant(デファイアント)」は、キーボードのキースイッチそのものを取り外して取り替えることができるEG MMS (EpicGear モジュラーマトリックス式 メカニカルキースイッチ)システムを導入した、今までに無いカスタマイズ性を持つメカニカルゲーミングキーボードである。
付属するキープラーでキースイッチを丸ごと引き抜き、特性の異なるスイッチを好きなように配置できるというシステムだ。
「DeFiant」本体は、英語配列版、日本語配列版の2種類から選べ、EG MMSメカニカルキースイッチは、「EG Grey」「EG Orange」「EG Purple」の3種類(それぞれ24個セット)。標準搭載は「EG Purple」となっている。
気になるキースイッチの特性は、
- EG Grey:押下に比例して反発力が強くなるリニアタイプ(別売り)
- EG Orange:クリック感のあるタクタイルタイプ(別売り)
- EG Purple:「EG Orange」よりスイッチ感が強く、クリック音のあるタクタイルタイプ(DeFiant標準搭載)
上記とおりとなっており、標準搭載の「EG Purple」はクリック音有りとのことなので、Cherry青軸のような「カチカチ」音が出るタイプかと思われる。
カタログスペック的には3種類共に同仕様となっており、押下圧は50gと若干重めの印象。3種類のキースイッチを混在させても押下圧自体は50g共通となるため、東プレの「Realforce」に採用されている〝変荷重〟とはまた異なるタイプとなる。単純な重さでの差別化とはいかないため、混在させる場合は明確なカスタマイズの方向性と工夫が必要かもしれない。
尚、販売形態に関して、当店では取り寄せでの取り扱いとなるのでご了承いただきたい。
キースイッチの他にも多くのカスタムパーツが用意され、バックライトの点灯色を変更するためのライトバー、24キーのマクロキーパネル、USB Type-C搭載 多機能リアバンパー、トーナメントパームレスト、エルゴノミックリストレストなどが順次発売される予定となっている。
キーボード本体も価格が決して安い部類ではないため、キースイッチを含めカスタムを行っていくとかなりの投資が必要となるが、唯一無二のオリジナルキーボードを作ることが出来ると考えれば十分に検討の価値はあるだろう。
製品仕様
製品名 | DeFiant-EN | DeFiant-JP |
---|---|---|
メーカー | EPIC GEAR | |
型番 | EGKFA1-BBEP-AMSG | EGKFA2-BBJP-AMSG |
発売日 | 2016年10月7日 | |
キー配列 | 英語 | 日本語 |
搭載キースイッチ | EG MMS Switch(EG PURPLE) | |
Nキーロールオーバー | 同時押し10キー対応 | |
プログラマブルキー | 全キー対応(要:専用ソフトウェア) | |
LEDバックライト | ホワイト※カラーバーはクリアタイプ | |
ポーリングレート | 125 / 250 / 500 / 1000 Hz | |
接続方式 | 金メッキUSB | |
ケーブル長 | 1.8メートル(編み込みケーブル) | |
寸法 | 455 x 167 x 26 mm | |
重量 | 1000g | |
対応OS | Windows XP(32bit)/7/8/8.1/10 | |
その他の機能 | ボリュームコントロール※英語配列版のみ | |
システム要件 | USBポートを備えたPC | |
200MB以上の空き容量 | ||
インターネット接続 | ||
保証 | 2年間 |
〇キースイッチ共通仕様
- 最低押下保証: 7,000万回
- 押下圧: 50g
- 接点: 1.5±0.2mm
- キーストローク: 4mm
- 高耐久合金製接点プレート
- 独自の二枚羽式接点
- 独自の二重交差式接点領域
- 30μの金メッキ処理済み接点領域