M.2 NVMe SSDなど高発熱なパーツに張り付けて冷却できるシート「Widework 薄型Foilヒートシンク」が銅とアルミの2タイプ
ワイドワークから発熱の高さが懸念されているM.2 NVMe SSDなどの冷却に最適な厚さ0.3mmと薄型のアルミ製ホイルヒートシンクが大中小の3サイズ、薄型銅製ホイルヒートシンクが大中小の3サイズ、合計6製品が登場。 カットや折り曲げなど加工も容易で接着シート付き。
折り曲げたりカットしたり、工作し易い放熱用ホイルシートがアルミと銅の2タイプ登場
ワイドワークからM.2 NVMe SSDやDRAM、カスタムチップなどの発熱体や熱源に貼り付けて熱を拡散し放熱を行い、ヒートスポットを緩和する事を目的とした銅やアルミを採用する放熱シート「Widework 薄型Foilヒートシンク」が登場。
販売を確認したのは薄型アルミ製Foilを採用するヒートシンク小サイズ「FOAL-A418S」、中サイズ「FOAL-A414M」、大サイズ「FOAL-A412L」の3製品と、薄型銅製Foilを採用するヒートシンク小サイズ「FOCU-A418S」、中サイズ「FOCU-A414M」、大サイズ「FOCU-A412L」の3製品、合計6製品。
厚みは銅、アルミタイプ共通で0.3mm、薄すぎず熱すぎず、曲げやカットなど加工がし易く、裏面には接着シートが張り付けられておりお手軽に導入が可能。
アルミタイプの仕様は、基材はNano-Aluminumをベースに接着剤成分にアクリル系、熱伝導率は面方向に240W/m・K、接着強度は>1.2kg/inch、ナノ表面放射率は0.95、シールド効果は>60dB(10Mhz~1GHz)、使用温度範囲は-10~85℃。
銅タイプの仕様は、基材は銅をベースに接着剤成分にアクリル系、熱伝導率は面方向に400W/m・K、接着強度は>1.5kg/25mm、伝導性は≦0.05Ω/inch2、シールド効果は≧60dB(10Mhz~1GHz)、使用温度範囲は-10~85℃。
大きさは銅、アルミ共通で3サイズバリエーションがラインナップされている、寸法は以下の表からチェックしてみてほしい。
サイズ | 105x74x0.3mm(小) | 148x105x0.3mm(中) | 210x148x0.3mm(大) |
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銅製Foilヒートシンク | FOCU-A418S | FOCU-A414M | FOCU-A412L |
アルミ製Foilヒートシンク | FOAL-A418S | FOAL-A414M | FOAL-A412L |
最近、パフォーマンスだけでなく発熱の高さでも話題のNVMe転送タイプのM.2 SSDなど、このホイルヒートシンクを活用し、エアフローと併用させれば、一ヶ所に熱をこもらせずに熱移動、熱拡散、放熱させること可能。
ちなみに一般的なM.2 SSDは2280、つまり22mmx80mm(基板サイズ)なので小サイズでもカバー可能、例えば余った部分を折り曲げてエアフローの補助を得るなど工夫次第で放熱性を格段に向上出来る。
自作PCならではのひと手間で、パフォーマンスや安定性の向上や故障発生率の低下など様々なメリットが期待できるので挑戦してみては銅・・如何だろうか。
Widework(ワイドワーク)について
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