なつかしの一体型スタイル「キーボードPC WP004-BK」がTEKWINDから登場
TEKWINDから本体部分をキーボード、タッチパッドに収めたWindows 10 Home 32bitプリインストール済みキーボード一体型パソコン「キーボードPC(ブラック) WP004-BK」が登場、intel Atomクアッドコアプロセッサーに2GBメモリ、32GBのeMMcストレージを搭載しWifi、Bluetooth接続にも対応。HDMI端子経由でテレビやモニターに接続するだけでお手軽にインターネットやPC業務に使用可能。
TEKWIND 「キーボードPC(ブラック) WP004-BK」 はパソコンとキーボードが一体化したコンパクトなタッチパッド実装の キーボードPC、Windows 10 Home 32bitをプリインストールされておりモニターに接続するだけで簡単にスタートアップ出来る。
主なスペックはプロセッサーにIntel® Atom Quad-Core Processor Z3735F(1.33 GHz/バースト時最大 1.83 GHz)、メインメモリーはDDR3L-1333 2GB、ストレージに32GB eMMC、有線、無線LAN、Bluetooth搭載など。
製品の特性上表面積が広く優位な放熱性を活用し冷却ファンは非搭載、ACアダプター動作となっている、つまりほぼ無音状態で稼働する。
本体サイズは287mm(幅)×125mm(奥行き)×26.5mm(厚み)で重量は約288gと比較的軽量だ。
ちなみにモニターは別売り、HDMIとVGA出力が搭載されているので対応するTVやモニターへ接続して使用してほしい。
なつかしの一体型デスクトップPC
と、ここまでの紹介からあれ?高性能なスマホを横においてタッチパッド付きキーボード単体とつなげれば良いんじゃない?と今時の若者なら思うはずだ。
確かにその通りかもしれない、しかしこの製品にはキーボード一体型コンピューターのロマンがノスタルジックに詰まっている。
キーボード一体型といえば20世紀(1980年代~1990年代)のパーソナルコンピューター繁栄期の代表的なスタイルのひとつで懐かしさを感じるユーザーも多いはず。
国内ではPC6001やFM7、MSX、MSX2各種、海外ではAMIGA500や1200、ATARI STなど挙げればキリがないほど名機がキーボード一体型を採用していた。
筆者は20年ほど前、とあるショップのAmiga担当を努めさせて頂いたこともあり、この製品を見かけた時とってとても懐かしい気持ちになった、しかし今記事を書いている横には長年観賞用に飾っていたAmiga600が鎮座しているので少々複雑でもある。
ちなみに当時スティーブ・ジョブズよりも筆者はジェイ・マイナー派だった、かれが手がけたパーソナルコンピューターは全て天才的そのものでry
意外と実用的なキーボード一体型PC
筆者は自宅で執筆や事務作業をPCで行う際はノートPCを使っている、ノートPCを選んだのはいざという時に持ち運びできるし一体型PCの究極系なので便利だと思ったからだ。
しかし実際は1年間その場所から動く事はなく、仕事柄外部ディスプレイが必用となり外部接続状態へ、キーボードとマウスはUSBで拡張し、結果的に机上でノート本体が一番邪魔になってしまっている。
デスク上をスマートにしようとした結果としてはとても皮肉な状況だ。
そんな時目にしたこの製品はとても魅力的であり見た瞬間、理想的な机上環境が容易に想像出来た。(欲しいかもしれない)
しかし、今回発売されたWP004-BKのスペックでは実際の所画像編集や動画編集、時にゲームのテストプレイなどには足りず、コンセプトはバッチリだが購入には至れない・・手は伸びるが家に連れて帰るまでには至れないという歯がゆい製品となった。
今後キーボード一体型PCマーケットにフルサイズキーボード、Core-i5以上、SODIMMでメモリ増設可能、あわよくはGEFORCEクラスのグラフィックスを搭載したゲーミングタイプなどが出たとき筆者の財布が薄くなる可能性は非常に高い、つまりノスタルジックな要素を除き実用的に考えてもコンセプト的にはかなりアリな製品ではないだろうか。
お使いのテレビやディスプレイにつなぐだけで、インターネットやメールなど、パソコンとして利用できます。またキーボードに加えタッチパッドも搭載されていますので、セットアップも簡単に行うことができます。
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