image

M.2 2280 NVMe インテルSSD 6シリーズに組み込み向け 「intel SSD E6000p」が追加ラインナップ

intel SSD 6シリーズに組み込み向けとしてIntel Remote Secure Erase機能を追加したPCIe Gen3 x4対応 M.2 2280 NVMe SSD「SSD E6シリーズ」が登場、容量128GBの「SSDPEKKR128G7XN」、256GBの「SSDPEKKR256G7XN」の2モデル。

ビュー: 6622
公開日: 2016-10-15
関連タグ:

インテルM.2 2280 NVMe SSDの組み込み向けモデル

image

PCIe Gen3.0 X4 NVMe対応のM.2 2280接続タイプのSSDに組み込み向け「インテル SSD E 6000p」シリーズが登場、2016年10月14日(金)より販売を開始している。

image

容量バリエーションは組み込み向けという事もあり128GBの「SSDPEKKR128G7XN」、256GBの「SSDPEKKR256G7XN」とBTOやメーカー製PCの初期搭載によく使われる少容量帯2モデルのみがラインナップされている。

先に発売されているコンシューマ向けIntel SSD 600pシリーズとカタログスペック上はほぼ同じでTLC 3D NANDを採用している、違いはリモートで初期状態にフォーマット出来る「Intel® Remote Secure Erase」に対応している点。

主なスペックは以下の通り。

型番 SSDPEKKR256G7XN SSDPEKKR128G7XN
容量 256GB 128GB
フォームファクタ M.2 2280 M.2 2280
インターフェース PCIe Gen3x4 NVMe PCIe Gen3x4 NVMe
コントローラー - -
NAND 3D TLC NAND 3D TLC NAND
連続読込み(最大) 1,570MB/s 770MB/s
連続書込み(最大) 540MB/s 450MB/s
ランダム読込み IOPS 4KB(最大) 71,000 35,000
ランダム書込み IOPS 4KB(最大) 112,000 91,500
TBW 144TBW 72TBW
MTBF 160万時間 160万時間
Intel® Remote Secure Erase 対応 対応
End-to-End Data Protection 非対応 非対応
発売日 2016年10月14日 2016年10月14日

保証期間はメーカー5年、リテイルボックス版。

▼ 関連ニュース

インテルSSD 6シリーズ SSD 600p SSD E6000p SSD PRO 6000p
Intel® Remote Secure Erase 非対応 対応 対応
End-to-End Data Protection 非対応 非対応 対応

先に発売されているコンシューマー向けの「SSD 600p」、そして今回登場したリモートSecure Erase機能を追加した組み込みむけの「SSD E 6000p」さらに未入荷だがエンタープライズ向けの「Pro 6000p」もラインナップされているが、この3シリーズはカタログスペックはリモートSecure Erase機能と、エンドツーエンドのデータ保護機能の有り無し以外は同じ、つまりインテルのSSD 6シリーズはNANDの方式などのハードウェア的な要素で差別化せず、独自のサポート機能でクラス分けを行うスタンスとなっている。

その辺りを加味した上で使用目的に合ったモデルをチョイスしてみると良いかもしれない、また余談だがインテルSSD6シリーズのコードネームはPleasant Star。


関連記事

ライター

author image

編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。