SteelSeriesから、多機能ハイエンドモデル「Rival 500」マウスと「Siberia 840」ヘッドセットが発売
SteelSeriesより、MOBA/MMO向けの光学式多ボタンゲーミングマウス「Rival 500」と、3種類のドルビーテクノロジーに対応したBluetoothワイヤレスゲーミングヘッドセット「Siberia 840」が発売された。
15個のボタンを搭載したマルチボタンゲーミングマウス
Rival 500は、マウスの左サイドに6個のボタン搭載したMOBA/MMO向け光学式ゲーミングマウスだ。
サムボタンの独特な配置は、親指を円を描くように動かすだけでボタンをクリックすることができるようにデザインされているとのこと。下部の2つのボタンは〝フリックダウンスイッチ〟と言い、マウス底面のスイッチにより物理的にロックすることも可能。通常、フリック入力と言えばスマートフォンなどのタッチスクリーン上で行うスライド操作の方が馴染みがあると思うが、要は親指を下にスライドさせるような動作でボタンを押しましょう、と言うことかと思われる。
センサーは、PixArt PMW3360光学センサーを搭載、スイッチは3000万クリックの耐性を持つSteelSeriesスイッチで、フルカラーLEDイルミネーションや「Rival 700」にも搭載されているバイブレーションによる「タクタイルアラート」機能などが搭載されている。
メインスイッチ以外のボタンも個々が大きめとなっており、サムボタンも6個(どちらかというと5個+1個といった感じ)と扱いやすい数にはなっているので、慣れれば左サイドに集中してボタンが配置されている機種より把握しやすそうだ。多ボタンマウスの常として、どうしても押し辛いボタンはあると思うが・・・
形状がワイド気味なので人によっては握りづらさもあるとは思うが、多ボタンマウスの選択肢として有力な候補となるだろう。
尚、Rival 500は今年開催されたTGS2016で展示されており、当店の店頭スタッフが実際に触ってみたところ、ボタン配置は(個人的に)ちょうど良かったとのこと。
〇製品仕様
製品名 | SteelSeries Rival 500 |
---|---|
メーカー | SteelSeries |
型番 | 62051 |
発売日 | 2016年12月2日 |
マウスデザイン | 右利き用 エルゴノミクス |
センサー | PixArt PMW3360オプティカルセンサー |
解像度 | 16000CPI (100-16000CPI) |
最大トラッキング速度 | 300IPS |
最大加速度 | 50G |
インターフェイス | USB |
最大USBレポートレート | 1000Hz |
スイッチ | SteelSeries スイッチ(耐久性:3000 万クリック) |
総ボタン数 | 15 |
スクロールホイール | 有 |
チルト機能 | 有 |
LEDカラー | RGB |
マウス寸法 | 43.34(H)mm x78.34(W)mm x118.75(D)mm |
マウス重量 | 129.7g |
ケーブル長 | 2m |
ソフトウェア | SteelSeries Engine 3 |
対応機種 | Windows / Mac |
豊富な機能を備えたSiberiaシリーズの最上位機種
Siberia 840は、Siberia 800の機能にBluetooth接続とSteelSeries Engine3ソフトウェアのサポートを融合させたハイエンドヘッドセットとなり、3つのDolbyサラウンドテクノロジー(Dolby Headphone、Dolby Digital、Dolby Pro Logic IIx )に対応し、PCやPS3/4など様々なプラットフォームで使用できるのが特徴だ。
Siberia 840では、ゲームとヘッドセット間の遅延を防止するために、連続的に無線の周波数を切り替えるというフリケンシー-ホッピングテクノロジーが使用されている。
Siberia 800と同様に、レシーバーを兼ねた有機ELディスプレイ搭載トランスミッターが同梱されており、トランスミッターにはミニUSB端子のほか、3.5mmアナログ端子、オプティカル入力/出力端子も備えている。また付属する充電式リチウムイオンバッテリー(1000mAh)の充電スロットも搭載されている。
一番の問題となるのはやはり価格で、当店で実売35,000円を超える(発売時)。多くのプラットフォームに対応し、搭載されている機能を見れば価格以上の価値のある製品であるのは間違いないが、実際にヘッドセットというデバイスにそこまでの金銭を出せるかという点だ。
この価格だと、〝ゲーム以外の用途でも使い倒す〟くらいの目的意識があった方がいいだろう。音楽鑑賞での使用も考えると〝サウンドが気に入れば〟が大前提となるが、サウンド面と金銭面をクリア出来れば幅広くかつ長く使用できる万能タイプのSiberia 840はオススメしたいヘッドセットだ。
〇製品仕様
製品名 | SteelSeries Siberia 840 |
---|---|
メーカー | SteelSeries |
型番 | 61230 |
発売日 | 2016年12月2日 |
ヘッドフォン仕様 | |
ドライバー | 40mm ネオジムドライバー |
有効範囲 | 10m |
再生周波数帯域 | 20 - 20000Hz |
重量 | バッテリー込み: 318g、バッテリーなし: 297g |
最大音量 | 100dB* SPL @ 1kHz |
ポート | ケーブルモード / シェアポート、チャットポート、mini USB FW アップデートポート |
マイク仕様 | |
再生周波数帯域 | 100 ‒ 10000Hz |
ピックアップパターン | 単一指向性 |
マイク感度 | -44dB |
インピーダンス | 2200Ω |
表示機能 | ミュート LED |
トランスミッター仕様 | |
ワイヤレス範囲 | 12m (直線距離) |
レイテンシー | 16ms 以下 (固定) |
ポート | アナログ入力、アナログ出力、ミニ USB、オプティカル入力、オプティカル出力、電源 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン、1000mAh |
バッテリー寿命 | 1パック 20時間 (通常使用時) |
SteelSeries(スティールシリーズ)について
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