e-Sportsプレイヤー向けマウス「Logicool PRO Gaming Mouse」 - アークSTAFFレビュー [PR]
「PRO」シリーズの新マウス「Logicool PRO Gaming Mouse」を当店スタッフが実際に使用してみた。担当は「Razer DeathAdder Elite」のレビューを行なった店頭スタッフM。
~アークSTAFFレビュー「Logicool PRO Gaming Mouse」編~
ナンバリングでは無くPROと書かれたマウスの実力とは
海外では2016年8月13日、日本国内では2017年3月14日に発表され、2017年3月30日に販売開始されたマウス「logicool G PRO」を4ヶ月ほど使用したのでレビューしたいと思う。
なぜ既に4ヶ月※かと問われると、普段左右対称マウスを愛用している自分としてはとても興味があり日本での販売が待ちきれなかったので海外から個人輸入して購入した。(※日本国内発売から記事掲載まで1ヶ月未満)
しかし購入しようとも在庫が常に無く、実際購入するまで二週間くらい掛かってしまったのを見ると海外での人気がかなり高いのではないかと思う。私のように他の国から輸入しているユーザーも沢山いるのかしれないが…
公表されているスペックは以下のとおりである。(引用:logicool公式ページ)
製品名 | Logicool PRO Gaming Mouse |
---|---|
マウス本体サイズ | 38.2((高さ)×62.15(幅)×116.6mm(奥行) |
ケーブル長 | 200cm |
マウス重量 | 83g |
センサー方式 | オプティカル |
解像度 | 200-12,000dpi |
最大加速* | 40G |
最大スピード* | 300インチ/秒 |
USBデータフォーマット | 16bits/axis |
USBレポートレート | 1,000レポート/秒 |
動摩擦係数 -μ(K) ** | 0.11 |
静止摩擦係数 -μ(S)** | 0.16 |
総ボタン数 | 6 (プログラム可能なボタン数) |
ボタン寿命* ** | 2,000万回クリック |
フィート* ** | 250km |
スクロールホイール | 有 |
チルト機能 | 無 |
接続I/F | USB |
*ロジクール G240 ゲーミングマウスパッド上のテストによる
** ベニヤ板上でのテストによる
スペック上はただG100sに高性能センサーであるPWM3366を入れてサイドボタンを搭載したように見えるが、RGBやクリックの部分のセパレート化、ボタンテンションシステムなど細かな部分で変更が施されている。
尚、今回使用する際にプレイしたゲームは以下になる。
- CounterStrike:GlobalOffensive
- PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
- H1Z1
- OverWatch
- RUST
形状
主にCSGOでの使用感になるが、マウスに慣れるまでFFAサーバー*1で使用していたのだが、上側に重心が寄っている少しバランスの悪い形状のためか、使い始めの頃は急に動かした際にマウスが斜めになってしまうことがり、マウス自身のLODの短さも相まってマウスカーソルが急停止する事故が多発した。慣れる事さえすれば防げるのだが…
*1 FreeForAllの略 デスマッチ形式でのルール
クリック部分は、G100sと比べ最近のマウスでは少し珍しいセパレートタイプの形状になっているのが、ただセパレートにしているだけではなく、クリックする所が窪んでいるのでかぶせ持ちで持った場合での指の納まりが良い。ボタンテンションシステムと相まってクリック感がとても良いと感じた。
クリックの反応速度は他のマウスに追従をゆるさない速度で、昔Steelseriesのikari opticalを使っていた時のような反応の良さ等、現行マウスの中でもトップレベルにスペックの高いマウスだと感じた。
次にサイドボタンだが、ボタンの位置が親指より少し離れてて一見使いにくそうに見えるが、実際に使ってみるとちょうど誤爆がない様に なっているのとサイドボタンの感触が良いためストレスフリーな設計になっている。
ホイールの部分は、ホイールクリックが押しやすい様に使用するところが平行になっている。 ただ見ての通り溝にホコリ等とても入りやすくなっている。(汚い画像でごめんなさい) ただ平面になっているおかげでとても操作性はよく快適に使用することができている。
ケーブルは若干太めでマウスバンジーを選んでしまうがケーブル自体は柔らかく使いやすい。しかもマウスパッドに当たらないように若干斜め上になっている。
センサー性能
センサーはpixartのゲーミング向けセンサーの中でもハイエンドに位置づけされているPWM3360のプロトタイプPWM3366で、G502位の頃から採用されていたセンサーで、DPI自体も最高値がPWM3360のネイティブ12000DPIなので仕組み的にも精神衛生上的にもとても良いのではないだろうか。
ちなみに、基本的に私はキャリブレーション機能は信用していなく他のメーカーだと普段は使用しない機能の一つなのだが、今回のlogicoolのキャリブレーション機能を試しに使用してみたところ、むしろキャリブレーションした時の動きの方が良い様に感じられた。
ただ”感じた”だとオカルトにも程があるので実際に簡易的なデータを取って検証してみたい。
使用マウスパッド XTP1-L4-LGB-1(Xtrfy)
自分の環境のせいかもしれないが、少し補正ありの方が良いような気がする程度だ。只、柄パッド上での簡易テストなので、あくまでも参考程度にして欲しい。
よくDPIを上げると安定しなくなるマウスが多い中800DPIでも400DPIと変わらず動作しているのは流石の一言だ。
一応参考程度に500Hzの検証も上げておく。
1000Hzでの安定感が良いので特に500Hzの感覚が好きとかではない限り1000Hzでの使用を個人的にはおすすめしたい。
注意点
これだけ見ると現在市場に出回ってる中でトップレベルのスペックだが自分も実際届くまで失念したことがある。
実際に持ってみると形はG100sと瓜二つで、過去にG100sの形に慣れる事が出来なかったユーザーにはとてもオススメ出来ないのである。
私もG100sの形に慣れる事が出来なく、PRO Mouseを購入した際も形に慣れる事が出来なく他のマウスに戻してしまったのだ。只、スペック自体はかなり良いマウスなので私がPRO Mouseに慣れるために試した方法を紹介したいと思う。
多分大多数のユーザーが小指が痛くなるため慣れることが出来ないのではないかと思われる。
他のマウスのような小指の力の入れ方をしていると、マウスの下に小指が入り込んでしまった状態で力が指の先端にかかる為、とても小指が痛くなってしまうのである。 普段親指と薬指と小指でマウスを支えているユーザーは慣れるまでマイクを持つときにありがちな小指を立てながら持ってみたり、小指に力が入らない様に持つと良いかもしれない。コツとしては小指の側面で支えるのがいいはずである。
総評
すごくすごいマウスだ
現状のマウスのスペックを一回り以上に上回っており慣れることが出来れば、とても優秀なマウスである。
只、重心が上になる形状なので、急に左右に動かすとマウスが斜めってしまうためローセンシと呼ばれる低感度で使用する際は少し慣れが必要かもしれない。
私も今は海外版を使用しているが故障したら日本版を買い直そうかと考えている。
ひとつ難点なのがLogicool(Logitech)は形状を頻繁に変更するイメージがあるため、いつまでこの形状が続くかわからないという事。あとは交換用ソールの入手難度が少し高いことである。海外Logitechであればサポートページからスペアパーツが購入することが可能なのだが、日本Logicoolの場合一度サポートに連絡しないといけない。
そういったマイナス要素を含めてもプラス要素の方が大きいため、一度は実際に使ってみていただきたいマウスである。
レビュースタッフ紹介
・よくプレイしているゲーム
- Counter Strike:GlobalOffensive
- Overwatch
- Reflex(時々)
- H1Z1 king of the kill
- Hearthstone
元々多趣味で中学生の頃から色々な趣味に没頭しましたが最近は結局PCゲームに落ち着いてしまいました。 どの趣味もデバイスや道具というモノが存在しており、初心者でもしっかりとした物を選べば 楽しむことが出来るという経験を大切にしています。
マウスのスペックを調べたりデータを無知ながら計測したりするのも好きです。
レビューの際は感覚とデータを交えながら紹介できれば良いなと思っていますので、よろしくお願いします。
・メインデバイス
- マウス: Zowie ZA12
- キーボード:Corsair K65 RGB RAPIDFIRE
- サウンド:Kingston HyperX Cloud + HD598SE
- マウスパッド:Zowie GTF-X
店頭スタッフM君も度々登場している、アークスタッフの日常を描いた
「Arkな日々」はこちら↓
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