常時稼働、監視システム向けウエスタンデジタルHDD WD Purpleシリーズが型番変更
Western Digitalの監視システム用3.5インチ、SATA接続タイプのハードディスクドライブ「WD Purple」シリーズが型番変更。 型番以外の基本性能は従来モデルと変わらず、新型番も2017年5月26日(金)より順次販売を開始している。
型番のみが変更された新「WD Purple」シリーズ
Western Digital(ウエスタンデジタル)社の3.5インチHDD「WD Purpleシリーズ(WD PURPLE SURVEILLANCE HARD DRIVE)」の新型番が登場。 2017年5月26日(金)より販売を開始している。
「WD Purple」シリーズは、24時間365日常時稼働を想定した高解像度セキュリティシステム向け3.5インチ、SATA接続タイプのハードディスクドライブで、年間最大180TBのワークロード率を誇り、最大64台のHDカメラをサポートしている。 NVR(ネットワークビデオレコーダー)監視システムに特化したバリエーションシリーズ「WD Purple NV」なども存在する。
今回販売を開始した新モデルは現行モデルと比較し「型番以外に違いは基本的にない」。
従来モデルの型番末尾「PURX」及び「PUZX」が、最新の10TBモデルで使われている末尾「PURZ」に寄せられている事から、恐らく2014年の同シリーズ発売以降、判り難くなっていた型番を整理したかったのではないかと思われる。
容量 | 旧型番 | 新型番 | |
---|---|---|---|
1TB | WD10PURX | → | WD10PURZ |
2TB | WD20PURX | → | WD20PURZ |
3TB | WD30PURX | → | WD30PURZ |
4TB | WD40PURX-RT2 | → | WD40PURZ |
6TB | WD60PURX | → | WD60PURZ |
8TB | WD80PUZX | → | WD80PURZ |
10TB | 変更なし | WD100PURZ |
基本的なスペックは、フォームファクタは3.5インチ、インターフェースはSATA 6Gb/s、回転数は5400RPMで、1TB、2TB、3TB、4TB、6TB、8TBの6モデルに加え、型番変更の無い10TBを加えた系7モデルがラインアップされ保証期間は3年としている。
基本スペックに変更がない事から、新旧モデルの選択に迷った際は普通に安い方を選んで問題なさそうだ。
>> 青のWDにクリエイター向け、PCIe4.0X4 NVMe M.2 2280 SSD「WD Blue SN5000 NVMe SSD」シリーズ販売開始
>> 定番のWD青にGen4対応モデル、PCIe4.0X4 NVMe M.2 2280 SSD「WD Blue SN580 NVMe SSD」シリーズ販売開始
>> WDの2.5インチSATA接続SSD WD Blue SA510 SATA SSDに2TBと4TBモデルが追加ラインアップ
>> WD PCIe Gen4x4 NVMe M.2 2280 SSD WD_BLACK SN850Xにヒートシンク付モデルが追加ラインアップ
>> WDの黒いフラグシップSSDが更にパワーアップ、Western Digital PCIe Gen4x4 NVMe M.2 2280 SSD「WD_BLACK SN850X」3モデルが登場
>> 22TBに到達、WDから大容量22TBの3.5インチSATA HDD「WD Gold」「WD Red Pro」「WD Purple Pro」の3シリーズが同時にアキバに登場