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Apollo Lake SoCプロセッサー搭載ファンレス設計の小型ベアボーンキット「Shuttle DX30」

ShuttleからintelデュアルコアCeleron J3355(Apollo Lake)SoCプロセッサーを搭載するファンレス仕様のコンパクトタイプベアボーンキット「DX30」が登場。 有線、無線LANユニットやM.2スロットを搭載し4K出力も対応。

ビュー: 4890
公開日: 2016-12-21

Apollo Lake世代プロセッサーをオンボード実装する1.3ℓクラスのベアボーンキット「Shuttle DX30」

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Shuttle DX30はコードネーム Apollo LakeタイプのデュアルコアSoC intel Celeron J3355プロセッサーをオンボード実装しファンレス動作を実現した容量1.3ℓクラスのコンパクトベアボーンキット。

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主な特長としては、動作クロック2.0GHz/バースト時2.5GHz、2MB cache、2コア2スレッド TDP 10WのApollo Lake世代の省電力プロセッサー「SoC intel Celeron J3355」をオンボード実装し、アイドル時で7W、フルロード(プロセッサー+グラフィックス)時でも19.7Wと低消費電力でファンレス稼働可能な点。

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また、M.2スロットを1基搭載しSATA3(6.0 Gb/s)接続 もしくは PCI Express Gen2 x4(16Gb/s)接続に対応、さらに12.5mm厚までの2.5インチドライブも1基搭載可能と小型ながらストレージ搭載力がそれなりにある所もポイントだ。

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その他の仕様として、メモリーは204Pin DDR3L-SODIMM 1600MHzもしくは1866MHzに対応するSLOTx2基を実装、最大8GBまで増設が可能。 ディスプレイ出力はプロセッサーに内蔵されたIntel HD Graphics 500によりHDMI 1.4 (3840 x 2160 @ 30Hz)x1とDisplayPort 1.2 (4096 x 2160 @ 60Hz)x1を備え2画面同時出力が可能。 ネットワークはIntel I211ギガビット有線LANとRealtek製IEEE 802.11 b/g/n無線LANモジュールを搭載。

インターフェイスは、USB3.0 コネクタ x2 (フロント)、USB2.0 コネクタ x4 (リア)、COMポート x2 (フロント)、SDXC Slot (フロント)など。

サイズは165(W)x190(D)x43(H)mmの容量1.3ℓクラス、重量は1.3Kg。40WのACアダプターが付属し保証期間は1年。

付属品は、マニュアル(マルチランゲージ)、XPCドライバーDVD、VESAマウント、ACアダプター、ネジセットなど。

コードネーム Apollo Lake 「Celeron J3355」を搭載し、4K出力や2画面出力が可能。産業用途、オフィスなどビジネスにも使えるファンレスベアボーンキット。
取扱終了
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シャトルのファンレスで常時稼働が可能な産業用途向けのコンパクトPCのApollo Lake世代SoCプロセッサー搭載版となる「DX30」だが、オフィスや簡易的なホームサーバーなどにも重宝するバランスの良いセカンドPC。

ただし対応するOSはウィンドウズ系の場合「Windows 10 64bit」限定となるので留意が必要だ。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。