初のRYZEN対応Mini-ITXマザーがBIOSTARから登場
BIOSTAR「RACING」シリーズからRYZENプロセッサー対応では希少なMini-ITXサイズ2モデルを含むゲーマー向け小型マザーボード3モデルが登場、2017年4月28日(金)より販売を開始した。 入荷を確認したのはSocketAM4(RYZENシリーズ)プロセッサー対応Mini-ITXフォームファクタでX370チップセットを搭載する「X370GTN」、B350チップセットを搭載する「B350GTN」の2モデルに加え、MictoATXタイプでX370チップセットを搭載する「X370GT3」など。
待望のRyzen対応Mini-ITXマザーボード
BIOSTARのゲーマー向け「RACING」シリーズに属するソケットSocketAM4(RYZENシリーズ)プロセッサー対応の「Mini-ITX」マザーボード2モデルが登場、2017年4月28日(金)より販売を開始している。
入荷を確認したのは、X370チップセットを搭載する「X370GTN」、B350チップセットを搭載する「B350GTN」の2モデルでBIOSTAR初の「Mini-ITX」フォームファクタを採用しているのが特長。
また恐らく国内で流通しているRyzen対応マザーボードとしても初のMini-ITXタイプとなる。
主なシリーズ特長は、LEDライティング機能「5050 LED FUN ZONE」や、Hi-Fi仕様のオーディオ回路「SUPER SOUND」機能を搭載、さらに5050LEDストリップ対応コネクタも2基備えている点、専用ユーティリティ用いればカラーや発光パターンをコントロール出来る。
ただしLEDライティング機能はマザーボード写真の黄色い部分のみ申し訳程度に光るだけなのであまり期待しないほうが良い。
仕様としてはチップセットがB350とX370で異なる以外は、ほぼ共通スペックで、メモリーは288Pinデスクトップ向けのDDR4-2666対応DIMM x2スロットを実装し最大で32GBまで搭載可能、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x4ポート、SATA/Gen3×4接続対応のM.2 x1ソケット、PCI-Express3.0(x16)x1スロット、Realtek Dragn(RTL8118AS)ギガビットLAN搭載、8chオーディオ(Realtek ALC892)などゲームプレイに適した構成を備える。
電源は4+3 phaseで対OC機能などは特に実装していないがAMD RYZENプロセッサーを使った小型PC構築を行いたいユーザーには待望の製品といえそうだ。
BIOSTARのMini-ITXマザーボード2モデル、気になる点としてはX370とB350のチップセット差を活かせていない事だがコンパクトが故、仕様が無いのかもしれない。
Socket AM4(RYZENプロセッサー)対応X370チップセット搭載MicroATXタイプも登場
X370チップセットを採用するRYZEN対応MicroATXマザーボード「X370GT3」も同時入荷。
Mini-ITXモデルと比べ1サイズ大きい分、PCIeスロットやDIMM SLOT増えているのでATXだと大きいが拡張性はそこそこ確保したいという中間サイズチョイスのユーザー向けのマザーボードだ。
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