
SilverStone、ヒートレーン搭載のSATA&NVMeデュアルM.2 PCIe拡張カード「SST-ECM22」
SilverStoneからM.2ストレージ取り付け箇所に金メッキ加工を施したヒートレーンを実装しPCIeタイプとSATA接続のM.2 SSDを各1基搭載可能な拡張カード「SST-ECM22」が2017年12月9日(土)より販売を開始。 M.2 PCIe SSDはPCI-Express x4経由、M.2 SATA SSDはマザーボードのSATAコネクターからとそれぞれ別系統で接続するタイプ。
SATAとPCIe接続M.2 SSDを各1基を独自のヒートレーン上に搭載可能な拡張カード

SilverStoneからPCIeとSATA、接続方式が異なるM.2 SSDをそれぞれ1台づつ金メッキ加工されたヒートレーン上に搭載できる変換カード「SST-ECM22」がアキバのPCパーツショップに入荷、2017年12月9日(土)より販売を開始している。



主な特長としては、BキーSATA3.0(6Gbps)とMキー(PCI-Express AHCI/NVMe)それぞれの接続タイプに対応するM.2 2230/2242/2260/2280/22110 SSDを各1基、合計で2基搭載可能な少しトリッキーなM.2 SSD拡張カード。
PCIe SSDは、ボード上に実装されたPCI Express X4スロット経由でそのまま動作可能だが、SATA SSDは基板上に実装されたSATAコネクターとマザーボードを別途SATAケーブルで接続する必要があるので留意しておきたい。
また、基板上に金メッキ加工されたヒートレーンにより通常の基板よりも放熱性を高めている点もポイント。
カードサイズは121(W)157.3(D)x11(H)mmで重量60g。 対応OSはWindows 10/8.1/8/7、Mac OS X 10.2.8以降など。
別売のサーマルパッドとの併用で14℃前後の温度低下も
「SST-ECM22」は先述した通り冷却効果が期待できる金メッキ加工のヒートレーンを搭載しているが、SilverStone社の実験によれば同社のサーマルパッド「TP01-M2」を併用する事で更に14℃前後熱を引き下げることが出来るそうだ。
サーマルスロットリングなどSSD本体の発熱や放熱が気になる人はこちらも併せてチェックしてみては如何だろうか。

テスト環境 | SAMSUNG SM951 NVMe SSDでの温度変化 |
---|---|
CPU | Intel Core i7 5930K |
CPU Cooler | SilverStone HE01 |
Motherboard | MSI X99 SLI Plus |
RAM | ADATA XPG Dazzle DDR4-2400 8GB x 2 |
PSU | SilverStone ST1200-G Evolution |
VGA | ASUS Strix GeForce GTX 980 |
SSD | Samsung SM951 |
Thermal pad | SilverStone TP01-M2 |

SilverStone(シルバーストン)について
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