288Pin DDR4 DIMMテスト用M/Bソケット保護アダプター「PA-DR4MF」がSintechから
Sintechからメモリ検査用システムなど頻繁にメモリーを交換する環境のマザーボードメモリースロットを保護、劣化防止するアダプター「PA-DR4MF」がアキバのPCパーツショップに入荷、2018年2月14日(水)より販売を開始している。 デスクトップ向け288Pin DDR4 DIMM用アダプター。
マザーボードのメモリーソケットの劣化を防ぐ、メモリー検査環境マストアイテム
Sintechから288Pin DDR4-DIMM対応のメモリーアダプター「PA-DR4MF」が登場、2018年2月14日(水)より一部のアキバパーツショップなどで販売を開始している。
同製品は、メモリ検査用システムなど頻繁にメモリーを抜き差しする環境下でマザーボード側のメモリースロットの劣化を防止する為に開発されたアダプターで、古くはPC133などのSIMM時代から受け継がれているサポート部署やメモリー屋さんの必須アイテムの最新288Pin DDR4 Long-DIMM版。
頻繁にメモリーを抜き差し、交換する場合、受けとなるマザーボード側のメモリーソケットはかなりの着脱回数となりどうしてもソケットの緩みやコンタクト部分(端子)の痛みなどが加速してしまい、その都度マザーボードを交換するとコストがかなりかさんでしまう。
そんな場合、同製品をマザーボード側に固定してメモリーの着脱を行うことでアダプターのソケットが代わりに引き受けてくれるという、地味だがその筋ではかなり有用なアイテムだ。
主な仕様としては、対応インターフェースは288Pin DDR4 Long-DIMMから288Pin Long-DIMMへのスルー、動作電圧は1.2V、外形寸法は145x40mm、保証は消耗品扱いにつき初期不良(1週間)のみとなる。
ちなみに、この類のアダプターを挟んだ場合、メモリーパフォーマンスが数%ほど引き下げられてしまうという下駄ならではの仕様がある。
が、逆にその仕様下で正常に動作すれば、少なくとも通常(直刺し)使用時に数%マージンが得られているという事になり、ユーザーサポート時にありがちなメモリの動作マージンが少ない為に発生する相性ようなトラブルも自然と回避できてしまうというメリットもある、まだ導入していないサポート部署は数個ストックしてくとよさそうだ。