ビット・トレード・ワンからクリエイター向けデバイス「Rev-O-mate」が発売
ビット・トレード・ワンより、イラストレーターやフォトグラファーなどプロフェッショナルなクリエイターの要求に応えるために開発された入力デバイス「Rev-O-mate」が発売された。
Rev-O-mate(レボメイト)は、回転ダイアルと10個のボタンを搭載したクリエイター向け入力デバイスだ。
元々は、クラウドファンディングサイト”Kickstarter”にて立ち上がったプロジェクトで、現役イラストレーターJACO氏の発案、アイデアをもとに、異なるアプリケーションでの操作体系の統一など現役イラストレーターならではのアイデアが豊富に盛り込まれたデバイスとなっている。
Kickstarterでのプロジェクト時はシルバーモデルとブラックモデルがあったが一般販売されるのはブラックモデルのみとなる。
尚、Kickstarterでは調達目標300%以上を達成し成功を収め、支援者向け頒布は既に終了している。
Rev-O-mateには、押し込み可能な無限回転ダイアル(ノンクリック仕様)と自由度の高い設定が可能な10個のボタンが搭載されており、柔軟かつ多彩なマクロ製作が可能。
各入力ボタンにはキーボード・マウス・ジョイスティック・マルチメディアキー等の組み合わせのほか、各キーのインターバルやマクロを連続的に組み合わせたり、独自のダイアル設定などユーザー自身で作成、編集できる。
PCの標準ドライバで動作可能となっているが、メーカーホームページ上ではコンフィグツールのダウンロードが可能。PhotoShop、ClipStudio、SAI3の基本的な動作を抑えたお試しプリセットもダウンロードすることが出来るようになっている。
コンフィグツールは現在(2018年6月)ベータ版となっており、調整やプリセットの追加等を行っていくとのことだ。
本体はアルミ素材を使用し底部にはノンスリップ仕様のクリアラバー素材を採用。
RGB-LEDを搭載し、イルミネーション効果のほかに各プリセットにカラー割り当てが可能となっており、現在の動作モードを視覚的に把握することができるようになっている。
今回一般販売されるRev-O-mateは、アーリーアダプターによる意見を大きく取り入れ、新ファームウェア、新アプリケーションによってパワーアップを遂げている。(修正内容等はメーカーホームページ上で確認可能)
イラストレーターやフォトグラファーなどグラフィック系クリエーター向けの印象が強い製品だが、 ゲームパッドやジョイスティックの動作の割り当てもできるので使い方によっては様々な用途で使用できるのではないだろうか。
製品仕様
押し込み可能な無限回転ダイアルと柔軟な設定が可能な10個のボタンが一つになった、イラストレーターやフォトグラファーなどプロフェッショナルなクリエイター向けに開発されたデバイス。BFROM11BK
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