Aerocool のゲーミングブランド「ThunderX3」の製品取り扱いを開始
PCケースや冷却関連製品を販売しているAerocool(台湾)のゲーミングデバイスを中心としたブランド「ThunderX3」の製品が2016年11月12日に発売された。マウス2機種、キーボード1機種、マウスパッド2種類の計5製品となっている。
ThunderX3は、台湾のAerocoolのゲーミングブランドとなり、ゲーミングチェアなども扱っているブランドのようだが、今回国内で発売されたのは、マウス、キーボード、マウスパッドの合計5モデルとなっている。
茶軸スイッチ搭載のゲーミングキーボード
TK50-JP-BROWNはアルミニウムフレーム、Brown mechanical switchを採用した日本語109配列版(独自配列)のゲーミングキーボードだ。
気になるポイントとして、使用されているスイッチであるが、国内代理店のアナウンスによればOutemu製茶軸スイッチとのこと。いわゆるCherry MXクローンであるのだが、このOutemu製スイッチ(ネット上で確認した限り青軸/赤軸/茶軸)はCherry MXより押下圧が重めとの情報がある。未確認情報であるので確実なことは申し上げられないのだが、Cherry MXより重い、という情報がそれなりにあるのは事実だ。仮に情報どおりだとすれば打鍵感がCherry MX茶軸と比べ大きく異なる可能性も出てくる。
TK50-JP-BROWNに限ったことではないが、押下圧はキーボードを選ぶ際に重要な要素となり得るため(特にゲーミングキーボードの場合)、メーカー、国内代理店には押下圧を含むスイッチの詳細情報は公開していただきたいところである。
その他の仕様では、26キーの同時押しアンチゴースト対応し、ファンクションキーと連動したマルチメディアキーも搭載。
LEDバックライトはブルーカラーのみとなり、12のバックライトモードを搭載。フォントもシャープなデザインのものを採用しており中々の雰囲気ではないだろうか。
Avago-9800レーザーセンサー搭載ゲーミングマウス
TM60は、最大解像度16,000dpiのAvago-9800センサーを搭載し、マウス底面にはヘアライン加工を施したアルミニウムベースを搭載しているのが特徴だ。(別途テフロン製のマウスソールが装着されているのでアルミ製ソールという訳ではない)
左右のメインスイッチはオムロン製スイッチを採用。約1680万色のLEDバックライトも搭載し、質感の異なる2つの右サイド用パネルが付属されており好みに合わせ交換が出来るのも特徴である。
Avago-3310オプティカルセンサー搭載ゲーミングマウス
TM30は、センサーに最高解像度10,000DPIのAvago-3310オプティカルセンサーを搭載し、スイッチはTM60と同様にオムロン製を採用したシンプルなゲーミングマウスだ。
マウス重量が約97gと軽量なのもポイント。約1680万色LEDバックライトを搭載しながら5,000円以下で購入できるコストパフォーマンスに優れたモデルと言えよう。
尚、TM60とTM30は、メーカーホームページから専用ソフトウェアをダウンロードしインストールすることにより、ボタン設定やマクロ設定、スクロールホイールの速度、ライティング設定の他に、DPI値をX/Yで設定することも可能になっている。
サーフェイスタイプの異なる2種類の布製マウスパッド
TMP30とTMP40は、ポリエステルを材質としたゲーミングマウスパッドとなり、TMP30がいわゆるコントロールタイプ、TMP40がスピードタイプとなっている。裏面はオーソドックスにラバー素材を採用している。
サイズは両モデルとも400mm x 320mm x 4mmとなっており他社のL版サイズと同じくらいのサイズだ。
マウスパッドの端部分には擦り切れ、ほつれを防止するステッチ加工が施してあるので耐久性も問題無さそうである。
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