image

低価格、SM2256とSKhynix 16nm TLC NANDを組み合わせた2.5インチSATA SSD「SSD NEO N600」がアキバに登場

香港に拠点を構えるESSENCORE社の「KLEVV」ブランドからSKhynix製16nmプロセスTLC NANDとSilicon Motion SM2256コントローラーを組み合わせた2.5インチ7mm厚SATA 6Gbps対応SSD「SSD NEO N600」シリーズがアキバのPCパーツショップに登場。 容量120GB「D120GAA-N600」、240GB「D240GAA-N600」、480GB「D480GAA-N600」の3容量バリエーションでコスパ重視のエントリーモデル。

ビュー: 7544
公開日: 2017-10-04
関連タグ:

コスパ重視の低価格SSD「KLEVV SSD NEO N600」

image

香港に拠点を構えるESSENCORE社の「KLEVV」ブランドから比較的安価で購入可能なエントリークラスの2.5インチ7mm厚SATA 6Gbps対応SSD「SSD NEO N600」シリーズがアキバのPCパーツショップに登場。

image

販売を確認したのは2.5インチ 7mm厚 SATA 6Gbps接続対応の「SSD NEO N600シリーズ」より容量120GBの「D120GAA-N600」、240GBの「D240GAA-N600」、480GBの「D480GAA-N600」、3容量バリエーション。

image

主な特長

SKhynix社製16nm TLC NANDとSMI SM2256コントローラーを組合わせたコストパフォーマンス重視の製品で、ATTO値で連続読出し最大560MB/s、連続書込み510MB/s(120GBモデルのみ370MB/s)を謳っている。

Plextorのエントリークラス「S2」シリーズのオーバープロビジョニング(OP)版というイメージ、ざっくり言えば一世代古いテクノロジー構成だがその分安いという感じだ。

▼ 参考記事

スペック詳細は容量毎に異なる為、以下にまとめてみた。

モデル D120GAA-N600 D240GAA-N600 D480GAA-N600
フォームファクタ 2.5インチ 2.5インチ 2.5インチ
インターフェイス SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s SATA 6Gb/s
容量 120GB 240GB 480GB
DRAMキャッシュ DDR3 128MB DDR3 256MB DDR3 512MB
コントローラ Silicon Motion SM2256 Silicon Motion SM2256 Silicon Motion SM2256
NANDフラッシュ SKhynix 16nm TLC SKhynix 16nm TLC SKhynix 16nm TLC
シーケンシャル読み取り速度(ATTO) 最大 560MB/s 最大 560MB/s 最大 560MB/s
シーケンシャル書き込み速度(ATTO) 最大 370MB/s 最大 510MB/s 最大 510MB/s
シーケンシャル読み取り速度(CM) 最大 540MB/s 最大 540MB/s 最大 540MB/s
シーケンシャル書き込み速度(CM) 最大 370MB/s 最大 470MB/s 最大 470MB/s
ランダム読み取り速度 最大 90,000IOPS 最大 90,000IOPS 最大 90,000IOPS
ランダム書き込み速度 最大 80,000IOPS 最大 80,000IOPS 最大 80,000IOPS
MTBF
TBW 75TB 75TB 150TB
保証期間 3年 3年 3年

既視感のある新製品

KLEVV NEO N600シリーズは2017年4月から「KVN600SSD120G」、「KVN600SSD240G」、「KVN600SSD480G」という代理店型番で一部の国内ECストアで既に販売を開始している製品だが何故かアキバ系のPCショップには流通していなかった。 今回、別代理店経由なのか本来のメーカー型番そのままで再アナウンスされアキバに登場した形だ。

WDとSanDisk、Crucialやintelなどが新世代の3D NANDへ移行が進んでいるが割高感がある。 そういった状況で1段階安く購入できるのは素直に歓迎できる。 が、国内での使用実績が少ないサードパーティという事もあり、いきなりの売れ筋商品とないかなそうだが今後の評価次第では定番ブランド化も見えてくるかもしれない。


関連記事

ライター

author image

編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。