ROCCATから多機能を誇るゲーミングキーボード「HORDE AIMO」が発売
ドイツのハンブルグを拠点とするゲーミング周辺機器メーカー「ROCCAT」から、オリジナル設計のキースイッチを搭載した英語配列ゲーミングキーボード「HORDE AIMO – MEMBRANICAL RGB ゲーミングキーボード」が発売された。
高い耐久性と精度を満たすべくゼロから設計開発
HORDE AIMO – MEMBRANICAL RGB(以下:HORDE AIMO)は、ROCCATオリジナルのMembranicalキーと1680万色のAIMOイルミネーションを搭載した英語配列ゲーミングキーボードだ。
ROCCATが一から作り上げたというMembranicalキーは、メカニカルキーとメンブレンキーボーの特性を持ち合わせたメンブレン式スイッチだ。
アクチュエーションポイントは中程度の深さとなっており、アクチュエーションスピードが通常のメンブレン式スイッチより速いのが特徴。標準的なメンブレンキーボードが9.0msなのに対し、HORDE AIMOのメインキーは7.8ms、マクロ専用キーは5.0msとなっている。マクロ専用キーはメインキーより若干速く動作するため連続打鍵に適しているとのことだ。
メインキーのキーキャップの高さは中程度となっており、キーボード左側に搭載されている5つのマクロ専用キーはメインキーのキーキャップより低く、識別しやすくさせタイプミスを防ぐためとしている。
HORDE AIMOで目を引くのは本体右側上部に搭載されたチューニングホイールだ。
チューニングホイールは、360°回転が可能で、イルミネーションの輝度やカラー、dpi、音量、マルチメディアなどを直感的に制御可能で、自分好みにカスタマイズすることだできるようになっている。また、Windows 10のダイヤル機能と完全互換があるとのことなので普段使いにも役立ちそうだ。
さらに、チューニングホイールの左側には11個もの独立したマルチメディアキーを搭載している。
同時押しは、エリア限定で34キーに対応。高度アルゴリズムを備えたキーマッピングテクノロジーによりかつてなかったアンチゴースト対策が可能とのことで、アンチゴーストの向上も謳っている。
RGBイルミネーションは6つのゾーンで制御可能となっており、使い込むほど使用者のプレイに応じてライティング効果が変化していくAIMO Lighting Systemに対応している。
Membranicalキーやチューニングホイールなど注目の機能が目白押しといったところだが、現時点(2018年5月時点)で英語配列版のみの販売となっているのが少々残念だ。
また、パームレストは着脱可能となっているがキーボード本体そのもののサイズは大きめな(サイズ未公開)のでこのあたりも人を選びそうだ。
メンブレンキーボードとしては高めな部類となるが、最近少なくなってきている感のある多機能ゲーミングキーボードとして十分面白みのある製品かと思われる。
製品仕様
ROCCAT(ロキャット)について
>> Roccat GmbH商品一覧
>> メーカー公式
>> FPSゲーマーにオススメ、ROCCATから3Dオーディオに対応するワイヤレスRGBゲーミングヘッドセット「SYN PRO AIR」
>> ROCCATのTTC赤軸スイッチ採用ハイスペックゲーミングキーボードPYROに英語モデル「PYRO EN」が追加ラインアップ
>> TTC製メカニカル赤軸スイッチ採用、ROCCATからハイスペックながら低価格なゲーミングキーボード「PYRO JP」
>> 多面積発光、ROCCATから静音メンブレンスイッチ採用の低価格ゲーミングキーボード「Magma」シリーズ
>> 軽量化が進みコダワリが凝縮、ROCCATの定番マウスKONEにハイエンドモデル「KONE PRO」とワイヤレス版「KONE PRO AIR」が登場
>> ROCCATの定番ワイヤレスヘッドセットにホワイトカラーバリエーションモデル「ELO 7.1 AIR ホワイト」