Razerからコンパクトマウス「Abyssus Essential」と配信向けマイク「Seiren Elite」が発売
Razerより、軽量小型マウス「Abyssus」シリーズの新モデル「Abyssus Essential」と、ゲーム実況者向けのUSB接続マウス「Seiren Elite」が同時発売された。
Razer Chromaに対応した3ボタンマウス
Razer Abyssus Essentialは、左右どちらの手でも使えるエルゴノミックデザインを採用した光学式ゲーミングマウスだ。
Razerには同じく左右対称デザインの「Abyssus V2」が存在しているが、Abyssus EssentialとAbyssus V2は同シリーズながら随所で違いが見られる。
モデル名 | Abyssus Essential | Abyssus V2 |
---|---|---|
センサー解像度 | 最大7200DPI | 最大5000DPI |
最大トラッキング速度 | 220IPS | 100IPS |
最大加速度 | 未公開 | 30G |
ボタン数 | 3 | 4 |
本体サイズ | 114.7 x 63 x 37.3mm | 117 x 64 x 38mm |
本体重量(ケーブル無) | 78g | 80g |
LEDライト | RGB(Razer Chroma対応) | 3色 |
本体デザインは初代Abyssusの形状に戻った感じで、Abyssus V2より僅かに小型軽量化されよりシンプルになった印象だ。
LEDライトはトップのロゴマークの他に、マウス底面にアンダーグローライティングと呼ばれるライン状のLEDライトが埋め込まれている。
初代Abyssusを愛用していたユーザーや高性能な小型マウスを求めるユーザーには最適ともいえるマウスだ。
3ボタン仕様のゲーミングマウスは意外に選択肢が少ないので存在価値は高いが、販売価格が高めなのがネックだ。
製品仕様
プロ仕様シングル型ダイナミックカプセル搭載
Razer Seiren Eliteは、ゲーム配信向けのUSB接続型マイク「Seiren」シリーズの最新機種となり、2017年12月に発売されたRazer Seiren Xの上位機種となる。
初代Seiren/Seiren Proのデザインを踏襲しつつ、基本性能はSeiren Xをベースにハイパスフィルタやデジタル/アナログ リミッターを搭載するなど上位機種らしい機能追加がされているが、一番の変更点は、従来のSeirenシリーズはコンデンサーマイクだったのが、Seiren Eliteではダイナミックマイクになった点だろう。
一般的には、コンデンサーマイクの方がダイナミックマイクに比べ感度が高く、高級で良い音が録れるといった印象だが、湿気や振動、衝撃に弱く扱い方や管理が難しいという面もある。
一方、ダイナミックマイクは感度はコンデンサーマイクに劣るが丈夫で比較的湿度にも強く扱いが楽なのが魅力だ。
とことん音質に拘るならコンデンサーマイクだが、ゲーム実況やチャット等での使用がメインならダイナミックマイクでも十分役割を果たせるかと思われる。
初代Seiren/Seiren Proと比較すると指向性が選べなくなったりサンプリング/ビットレートが低くなっていたりと劣る面も多々あるのだが、ゲーム配信にはオーバースペック気味だった性能のを実用範囲内で上手く収めより扱いやすくなった印象だ。
ダイナミックマイクとしては高額な部類なのだが、USB接続のみで簡単に使用できるのでPC用マイクとしてSeiren Eliteは十分アリな製品だろう。
製品仕様
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