V-ColorのRGB LED搭載ヒートシンク採用ゲーミングOCメモリー「PRISM II RGB」シリーズからデスクトップ向けDDR4選別OCメモリー2モデルが登場。

販売を確認したのはDDR4 4133MHzの「VOC4133CL19D-16GBP2」と、DDR4 3600MHzの「VOC3600CL18D-16GBP2」で、容量は両モデル共に8GBモジュール2枚組の16GBデュアルチャンネルキット構成。

同製品はそれぞれSKhynix社2019年の最新かつ耐性の向上で注目が高まっている8Gbit「C」ダイの正統後継である「D」ダイ系DRAMを採用する事で、従来の「M」ダイ、「A」ダイやAダイの改良型の「J」ダイよりも高い動作クロックを低価格で実現したもの。

また、見た目はV-COLORの「DDR4 PRISM II RGB」シリーズそのままだが採用DRAMの指定や選別基準などは国内のOCMEMROYがプロデュースしており、販売元のアントラックによれば「OCMEMORY x V-COLOR」のコラボレーションモデルとしてサイト掲載を行っている。

主な仕様はOC対応マザーボード向けのの288Pin DDR4 Unbuffered non-ECC DIMM、容量は8GBモジュールを2枚組にした合計16GBデュアルチャンネルキット、メモリープロファイルはXMP2.0に準拠し動作速度やレイテンシはモデルにより異なり動作電圧1.35Volt、対応環境はIntel Z390 + 第9世代Intel Core i9/i7/i5もしくはAMD X570 + 第3世代Ryzen 9/7/5対応としており保証期間は限定ライフタイム保証としている。

サムスン 8Gbit Bダイなどはプレミアかつ歩留まりがシビア、Micron 8Gbit E/Jも日々耐性が向上してきているがSKhynixの価格は先の両社と比べ安価な為、Dダイが普及すればDDR4-4000クラスのOCメモリーがかなりカジュアルな価格で購入できる日もそう遠くはなさそうだ。