CorsairのVENGEANCEシリーズからNon-binary仕様の24GBと48GBモジュールを採用するデスクトップPC向け選別IC採用DDR5メモリー各種がアキバのパソコンSHOPアークなどPCショップに登場、2023年2月26日より販売を開始している。

入荷、販売を確認したのはVENGEANCE RGBシリーズから24GBモジュールを採用した「CMH48GX5M2B5200C38(24GB×2/DDR5-5200)」、「CMH48GX5M2B5600C40(24GB×2/DDR5-5600)」、48GBモジュールを採用した「CMH96GX5M2B5200C38(48GB×2/DDR5-5200)」、「CMH96GX5M2B5600C40(48GB×2/DDR5-5600)」の4モデルと、VENGEANCEシリーズから24GBモジュールを採用した「CMK48GX5M2B5600C40(24GB×2/DDR5-5600)」、48GBモジュールを採用した「CMK96GX5M2B5200C38(48GB×2/DDR5-5200)」、「CMK96GX5M2B5600C40(48GB×2/DDR5-5600)」の3モデル、合計7モデルでいずれも選別OC仕様の2枚組キットでXMP3.0に準拠する。

また、同時にメーカーからリリースされている「CMK48GX5M2B5200C38(24GB×2/DDR5-5200)」はアークでは受発注扱いとしている他、4枚で合計192GBとなる大容量モデル「CMK192GX5M4B5200C38」と「CMH192GX5M4B5200C38」は3月中旬頃に順次発売を予定している。

主な特長は、デスクトップ向けとしては初の1モジュール当たり24GBもしくは48GBの容量を搭載したDDR5メモリーモジュールを採用した製品である事。

少し掘り下げるとデスクトップ向けのメモリーとして新たにDDR5から拡張された仕様により12Gbit/24Gbit DDR5 DRAMが搭載可能となり12もしくは24の倍数容量のモジュールが製造可能となっていたが、ここまではまだ量産されておらず、市場にはRDIMMなどのサーバー向けが先行発表され一部投入レベルとしていたがいよいよ量産出荷が始まり、288Pin DDR5-UDIMM non-ECC、つまりデスクトップ向けの製品としてアキバでも入手可能となった形。

主な仕様、詳細は下記に横比較形式でリストアップしたので確認してみてほしい。

基本的に対応構成であれば容量認識と動作は問題ないとの事だがマザーボードメーカーによってはパフォーマンスを最大限引き出すためBIOSのアップデートを推奨している。