Kworld Computer社のゲーミングイヤフォン「S1」シリーズ、「S2」シリーズの取り扱いを開始。 - アークSTAFFファーストインプレッション

台湾Kworld Computer社のゲーミングイヤフォンを2016年10月22日より販売を開始。主にスマートフォン等のモバイル機器向けのヘッドフォンとなっている。また、全モデルではないが、S1シリーズ「S13」のファーストインプレッションもお届けする。

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公開日: 2016-10-24

種類豊富なカナル型ゲーミングイヤフォン

台湾のメーカーKworld Computer社のゲーミングヘッドフォン「S1」シリーズおよび「S2」シリーズが日本国内で販売を開始した。

ヘッドフォンとなってはいるが、全てのモデルでマイク搭載のインラインリモコンが搭載されているのでヘッドセットとしての利用が可能となっている。

「S1」シリーズ、「S2」シリーズ共に、4極3.5mmプラグを搭載したモバイル機器向けカナル型イヤフォンとなるがPC用の分岐ケーブル等は付属していないようだ。

各モデルのスペックでは、ドライバ径の違いや感度以外で違いが無く、インピーダンスや周波数帯などは同数値となっている。

一部モデルではデュアルチャンバー構造を採用していたり、サウンド効果の調整が可能なフロントキャップやバックキャップが付いているモデルなどもあるが、他はケーブルがフラットか編組ケーブルか、リモコン機能の差など細かな点が多い。価格的に見て一応「S2」シリーズが上位モデルになるかと思われる。

4極3.5mmプラグのみとモバイル向けを全面に押し出している製品であるため、スマートフォン等でのゲームプレイ用と割り切った使用方法であれば低価格でお手軽なヘッドセットではないだろうか。もちろん、イヤフォンとしてならPCでの利用も問題ないだろう。

S13のリモコン部。音楽のON/OFF・電話着信の応答が可能。音量調節は不可。

S17のリモコン部。こちらは音楽のON/OFF・電話着信の応答に加え、音量調節や音のモード切替が可能となっている。

〇店頭スタッフファーストインプレッション

10mmドライバーを搭載しながら実売2,000円弱という、シリーズの中でも低価格モデルとなる「S13」を店頭スタッフが実際に試してみた。(スマートフォンで音楽鑑賞)

スタッフS

値段相応というか、音はしっかり聞こえ低音は良いが高音が微妙な感じなのと、音がこもってる感じがする。この値段帯なら良い方かと。

スタッフT

低音がしっかり響いていて、ゲームよりで2,000円の価格帯としてはバランスが優れているように感じました。只、高音の伸びが無いのとくぐもり気味と感じました。

マイクは、通話&録音アプリで録音再生してみた感じ、自分の声はしっかり入っており周囲の音はあまり入っていませんでした。首元から近い位置にあるせいかもしれませんが意外と悪くない性能でした。

2名とも、「低音重視、高音がイマイチでこもった感じ」、というのが共通の感想のようだ。只、価格を考えれば全体的なバランスはそこまで悪くないようである。

マイクに関しては、分岐ケーブル等を使用しPC上で試せていないので、ゲーム内でのチャットまで耐えうるかは不明ではあるが、スマートフォン等での通常会話なら問題なさそうである。

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