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ASRock定番Mini-STXベアボーンキットのCoffeeLake-S対応モデル「DeskMini 310」

ASRockのMini-STXマザーボードを搭載する人気のロングセラー小型ベアボーンキット「DeskMini」シリーズにH310チップセットを採用しTDP65Wまでのintel LGA1151第8世代プロセッサー(CoffeeLake-S)に対応した新モデル「DeskMini 310」が登場、2018年7月6日(金)より国内取扱店にて販売が開始されている。

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公開日: 2018-07-08 (更新 2018-07-14)

ASRock定番のコスパ系小型ベアボーン「DeskMini」のCoffeeLake-Sプロセッサー対応版

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Mini-STXフォームファクタを採用するH310チップセット搭載ソケット LGA 1151(第8世代 Coffee Lake-S)プロセッサー対応のベアボーンキット「DeskMini 310」がASRockから登場、国内でも2018年7月6日(金)より販売を開始している。

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「DeskMini 310」はMini-STX(Mini Socket Technology Extended)規格を採用しMini-ITXよりもさらに小型化しながらもデスクトップと同じタイプのCPUが搭載可能なギリ手のひらサイズのASRock製ベアボーンキットDeskMiniシリーズの第2弾で、基本的には前作のDeskMini110と同じ筐体を流用している。

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前作からのアップグレードポイントとしては第8世代(CoffeeLake-S)__のCore i3/i5/i7、Pentium、Celeronプロセッサーに対応するソケットLGA1151とH310チップセットの採用、M.2ストレージ向けスロットがPCI-eX4専用からSATAとの排他仕様に変更、MicroSDカードリーダーの追加実装など。

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その他の仕様としては、メモリは260pin DDR4-2133/2400/2666 SODIMM×2SLOT(最大32GB を搭載、ストレージインターフェイスはSATA x2、M.2スロットはType-2280(PCI Express x4 3.0 or SATA排他対応)とType-2230(Key E)をそれぞれx1ソケット搭載、Type 2230はWifiモジュール用としている。

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拡張スロットはUSB 3.0 x3(フロント Type-A x1、Type-C x1とリア Type-A x1)リアUSB 2.0 x1、ネットワークは有線Gb LAN(intel I219V) x1、ディスプレイ出力は、HDMI、D-Sub、DP、の3系統が実装され2画面の同時出力に対応、MicroSDカードリーダーx1※、その他、音声入出力など。

※MicroSDカードリーダーマザーボードに直接実装されており外部から直接アクセス出来ないので留意しておきたい。

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ケースサイズは80(W)x155(D)x155(W)mmの1.92Lクラスで縦横置きに対応、2.5インチのストレージを2台まで内蔵可能、電源は120W ACアダプタが付属している。

付属品はドライバーDVD、電源アダプタ、SATAケーブル×2、ネジセットなどで、保証期間は代理店1年としている。

インテルが提唱する規格"Mini-STX"を採用する容量1.92リットルのミニPCベアボーンキット。TDP 65Wまでの第8世代インテルCoreプロセッサーが搭載可能でコンパクトながら高い演算性能が実現可能です。CPUクーラーはインテルボックスファン(CPUに付属するリテールクーラー)を使用します。
取扱終了
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制限事項として、ソケットLGA1151でも第7世代(KabyLake-S)や第6世代(Skylake-S)は非対応、第8世代(CoffeeLake-S)でかつTDP65Wまでのプロセッサーに限られる点、また対応WindwowsはWindows 10 64Bitのみとなるので覚えておきたい。

無線ネットワークとBT、VESAマウント、USB2.0拡張ポート、拡張COMポートはオプション(別売)だが拡張が可能。

インテルNUCなどのもっさりモバイルレーテンシ挙動がフラストレーションと感じている人は是非一度ASRockのDeskMini+デスクトッププロセッサーの組み合わせを使ってみる事をおススメしたい。

税込価格: 1,980円
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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。