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Ryzen 7000シリーズ対応、G.SkillからAMD EXPO対応DDR5選別OCメモリー「Trident Z5 Neo」と「Trident Z5 Neo RGB」、「Flare X5」が登場

G.SKillからRyzen 7000シリーズ向けデスクトップ向け288Pin DDR5選別メモリー「Trident Z5 Neo」と「Trident Z5 Neo RGB」、「Flare X5」の3シリーズから計9モデルがパソコンSHOPアークなど一部のPCパーツショップに入荷、販売を開始している。 AMD環境向け新プロファイルAMD EXPO(AMD Extended Profiles for Overclocking)に準拠したX670/670EやB650/650EなどのDDR5対応ソケット搭載Socket AM5対応マザーボードとAMD Ryzen7000シリーズ向けにチューンされた同社AMD対応シリーズ初のDDR5バージョン。

ビュー: 10057
公開日: 2022-09-19 (更新 2022-09-24)

G.SkillのAMD EXPO準拠Ryzen7000シリーズ対応メモリー

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G.SKillからRyzen 7000シリーズ向けデスクトップ向け288Pin DDR5選別メモリー「Trident Z5 Neo」と「Trident Z5 Neo RGB」、「Flare X5」の3シリーズから計12モデルがパソコンSHOPアークなど一部のPCパーツショップに入荷、販売を開始している。

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入荷、販売を確認したのは同社のフラグシップブランド「Trident」から発光ユニット非搭載の「Trident Z5 Neo」シリーズが3モデル、ARGB LED搭載の「Trident Z5 Neo RGB」シリーズが5モデル、非発光ロープロファイルヒートスプレッダ搭載「Flare X5」シリーズが4モデル、合計12モデルで全てブラックカラー、容量は16GBモジュール2枚組32GBデュアルチャンネル構成の選別OCメモリーキット。

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今回登場したRyzen7000シリーズ対応3シリーズは、AMDのメモリープロファイルAMD EXPO(Extended Profiles for Overclocking)に準拠しており、プロファイルをBIOSで選択するだけで簡単に選別されたパラメーターが読み込まれ動作させる事ができる。ただし決め打ちの値を読み込む為、CL30を切るような超低レーテンシやDDR5-6000を超えるハイクロックモデルはQVL(動作確認済みリスト)に無いマザーボードと組み合わせた場合、安定しなかったり、起動しないなどのリスクも発生するので留意が必要。

下記に横比較形式でシリーズ別に詳細をまとめてみた。

Trident Z5 Neoシリーズ

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実用性を重視した非発光型のTrident Z5 Neoヒートスプレッダ搭載モデルでOCチャレンジなど冷却性要素を求める場合、選択されるケースが多い玄人チョイスなシリーズ。高さはRGB搭載モデルと同じ43mm。

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型番F5-5600J3036D16GX2-TZ5NF5-5600J2834F16GX2-TZ5NF5-6000J3238F16GX2-TZ5N
シリーズTrident Z5 NeoTrident Z5 NeoTrident Z5 Neo
メーカーG.SkillG.SkillG.Skill
メモリータイプ288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM
バッファー エラー検出機能(ECC)Unbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECC
メモリープロファイルタイプEXPOEXPOEXPO
テスト(XMP/EXPO)速度DDR5-5600/PC5-44800DDR5-5600/PC5-44800DDR5-6000/PC5-48000
テスト(XMP/EXPO)レイテンシー / 電圧CL30-36-36-89@1.25VoltCL28-34-34-89@1.35VoltCL32-38-38-96@1.35Volt
SPD メモリー速度DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400
SPD レイテンシー / 電圧CL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1Volt
合計メモリー容量32GB32GB32GB
容量構成16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット
ヒートスプレッダー / カラー搭載 Trident Z5 Neo / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo / 黒(ブラック)
発光ユニット / LEDカラー非搭載非搭載非搭載
ヒートシンク高43(H)mm43(H)mm43(H)mm
保証期間限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証
発売日2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
アーク参考価格読み込み中読み込み中読み込み中
  製品詳細 製品詳細 製品詳細

Trident Z5 Neo RGBシリーズ

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高さ43mm、アシンメトリーデザインで冷却能力の高い重厚なヒートシンクにARGB LEDライティングユニットを搭載したフラグシップモデル。ケース側面から光らせて魅せる場合に最適でゲーマーやクリエイターから多く支持されているシリーズ。

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型番F5-5600J3036D16GX2-TZ5NRF5-5600J2834F16GX2-TZ5NRF5-6000J3636F16GX2-TZ5NRF5-6000J3238F16GX2-TZ5NRF5-6000J3038F16GX2-TZ5NR
シリーズTrident Z5 Neo RGBTrident Z5 Neo RGBTrident Z5 Neo RGBTrident Z5 Neo RGBTrident Z5 Neo RGB
メーカーG.SkillG.SkillG.SkillG.SkillG.Skill
メモリータイプ288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM
バッファー エラー検出機能(ECC)Unbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECC
メモリープロファイルタイプEXPOEXPOEXPOEXPOEXPO
テスト(XMP)速度DDR5-5600/PC5-44800DDR5-5600/PC5-44800DDR5-6000/PC5-48000DDR5-6000/PC5-48000DDR5-6000/PC5-48000
テスト(XMP)レイテンシー / 電圧CL30-36-36-89@1.25VoltCL28-34-34-89@1.35VoltCL36-36-36-96@1.35VoltCL32-38-38-96@1.35VoltCL30-38-38-96@1.35Volt
SPD メモリー速度DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400
SPD レイテンシー / 電圧CL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1Volt
合計メモリー容量32GB32GB32GB32GB32GB
容量構成16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット
ヒートスプレッダー / カラー搭載 Trident Z5 Neo RGB / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo RGB / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo RGB / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo RGB / 黒(ブラック)搭載 Trident Z5 Neo RGB / 黒(ブラック)
発光ユニット / LEDカラー搭載 / RGB搭載 / RGB搭載 / RGB搭載 / RGB搭載 / RGB
ヒートシンク高43(H)mm43(H)mm43(H)mm43(H)mm43(H)mm
保証期間限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証
発売日2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
アーク参考価格読み込み中読み込み中読み込み中読み込み中読み込み中
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Flare X5シリーズ

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高さ33mmとヒートスプレッダ搭載メモリーの中ではかなり低くクーラーやGPUとの干渉をほぼ気にしなくて良い側面、冷却能力は期待する人には非推奨な側面もあるFlare X5シリーズ。 ヒートスプレッダコスト分価格も安く安価に高速なシステム構築を考えている人にオススメ。

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型番F5-5600J3636C16GX2-FX5F5-5600J3036D16GX2-FX5F5-6000J3636F16GX2-FX5F5-6000J3238F16GX2-FX5
シリーズFlare X5Flare X5Flare X5Flare X5
メーカーG.SkillG.SkillG.SkillG.Skill
メモリータイプ288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM288Pin DDR5-UDIMM
バッファー エラー検出機能(ECC)Unbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECCUnbuffered non-ECC
メモリープロファイルタイプEXPOEXPOEXPOEXPO
テスト(XMP/EXPO)速度DDR5-5600/PC5-44800DDR5-5600/PC5-44800DDR5-6000/PC5-48000DDR5-6000/PC5-48000
テスト(XMP/EXPO)レイテンシー / 電圧CL36-36-36-89@1.2VoltCL30-36-36-89@1.25VoltCL36-36-36-96@1.35VoltCL32-38-38-96@1.35Volt
SPD メモリー速度DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400DDR5-4800/PC5-38400
SPD レイテンシー / 電圧CL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1VoltCL40-40-40-77@1.1Volt
合計メモリー容量32GB32GB32GB32GB
容量構成16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット16GBモジュール x2枚セット
ヒートスプレッダー / カラー搭載 Flare X5 / 黒(ブラック)搭載 Flare X5 / 黒(ブラック)搭載 Flare X5 / 黒(ブラック)搭載 Flare X5 / 黒(ブラック)
発光ユニット / LEDカラー非搭載非搭載非搭載非搭載
ヒートシンク高33(H)mm33(H)mm33(H)mm33(H)mm
保証期間限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証限定ライフタイム保証
発売日2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
2022-09-18
アーク参考価格読み込み中読み込み中読み込み中読み込み中
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まとめ

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AMD Ryzen7000シリーズ向けメモリーとして16GBx2枚組構成で初回選別されたパラメーターは下記の6プロファイル。

  • DDR5-6000 CL30-38-38-96 1.35Volt
  • DDR5-6000 CL32-38-38-96 1.35Volt
  • DDR5-6000 CL36-36-36-96 1.35Volt
  • DDR5-5600 CL28-34-34-89 1.35Volt
  • DDR5-5600 CL30-36-36-89 1.25Volt
  • DDR5-5600 CL36-36-36-89 1.2Volt

採用DRAMのダイ毎に細かく分別されたラインアップの多さはG.SKILLの特徴的な傾向で、競合他社比5倍量ある為、今回も迷ってしまうかもしれない。 そこまでカリカリにチューンしないのであれば単に安価なものでいいかもしれないが1ランクオーバーマージンのものを少し下げて使うもの実用安定動作のコツなのでそのあたりの判断はお財布とカスタマーチョイスに委ねる形となる。

気になる点としては同スペックの既存インテル対応品より若干電圧が低い傾向が見受けられる、ただし選別速度的には初回様子見という事もありアグレッシブなものはなく、各社DDR5-6000までに留めている。

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ヒートスプレッダは「Trident Z5 Neo」と「Trident Z5 Neo RGB」については既存のTrident Z5をベースに小改良を加えたもので見た目のデザインも若干異なるが冷却能力は同等と考えてよさそうだ。「Flare X5」は今回からRipjaws型に統合されておりプリントされたロゴなどのみが異なる。 今後カラーバリエーション、容量バリエーションなどが続々追加ラインアップされていくこ事が想定されかつDRAMの供給面は今回まったく問題なさそうなのでホワイト、シルバー狙いの人は購入直前まで様子を見ても良さそうだ。

DDR5-5600スタートの予定が急遽直前にDDR5-5200に引き下げられたことでJEDECとの対応連携に齟齬が発生しており、当面AMD Ryzen 7000シリーズ向けのメモリーはG.SkillやKingstonなどのOC選別品が主体となることからも、構築を検討している場合、AMD EXPO対応メモリーは当面要チェックとなりそうだ。


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ライター

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編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。