
Apollo Lake世代Celeron J3455プロセッサー搭載インテル純正NUC「NUC6CAYS」登場
インテルから2GBメモリーと32GB eMMCストレージ、Windows10 Home 64bitが搭載済みの完成型NUCキットにApollo Lake世代クアッドコアintel Celeron J3455プロセッサーを採用する「NUC6CAYS(BOXNUC6CAYSAJR)」が登場、2017年3月8日(水)より販売を開始している。 OS、メモリー、ストレージ別売モデル「NUC Kit NUC6CAYH(BOXNUC6CAYH)」も同時入荷。
Apollo Lake世代Celeron J3455採用で4コアにパワーアップしたintel低価格NUCキット

インテルのNUCキットにApollo Lake世代Celeron J3455プロセッサーを搭載する製品2モデルが登場、2017年3月8日(水)より販売を開始している。
ラインナップは2GB DDR3L-1600メモリーとeMMC 32GBストレージ、Windows 10 Home 64bitをプリインストールした完成品タイプの「NUC6CAYS (BOXNUC6CAYSAJR)」と、OS、メモリー、ストレージなどが別売のベアボーンキット「NUC Kit NUC6CAYH (BOXNUC6CAYH)」の2モデル。

主な共通特長としては、CPUにIntel® Celeron® J3455 Processor(1.5GHz/バースト時2.3GHz、2MB cache、4コア4スレッド / TDP 10W)を採用する事で前モデル「NUC5CPYH」に搭載されていたIntel Celeron N3050 (SoC) Processor(1.6GHz/バースト時2.16GHz、2MB cache、2コア2スレッド / TDP 6W)と比べ動作クロックは下がっているが実性能はコア倍増により1割強ほど向上している点。
また、グラフィックス機能もIntel® HD Graphics 500にアップグレードされ、背面に実装されたHDMI2.0ポート経由にて4K@60Hz出力に対応している。 またHDMIポートはHDMI CECに対応しており、HDMIテレビ等と電源連携も可能になっている。

その他、サウンド機能、有線Gb LAN1ポート、無線ネットワーク機能 IEEE 802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth4.2 (Intel® Dual Band Wireless-AC 3168 オンボード)、ディスプレイ出力はHDMI 2.0 (4K @ 60Hz)とD-SUB(1920×1200 @ 60Hz)を搭載、USBはUSB3.0 Type-Aをリアとフロントに各2ポート実装、電源は付属の65W ACアダプターより動作する。
2.5インチストレージ拡張スロットは1つでSATA3 6.0Gb/s接続に対応、本体サイズは115mm×111mm×51mm、19V 65W ACアダプタ、VESAマウントブラケット、統合ガイド、プロセッサーバッジなどが付属している。
選べる2バリエーション
OS、ストレージ、メモリー付きの完成品モデル
「NUC6CAYS(BOXNUC6CAYSAJR)」
メモリーは標準的な204pin DDR3L-1600 SO-DIMMの2GBモジュールが2スロットの片方に標準搭載されている、初期搭載メモリーを外せば増設で最大8GB(4GBx2構成)まで増設が可能だが4Gbit DRAMのみのサポートとなるので増設の際はメモリーの選定に留意してほしい。
初期実装のeMMC 32GBストレージはオンボード実装のためストレージ増設は空きの2.5インチSATA接続 x1(高さ9mmまで)を使用する事になる。
またプロセッサーもオンボード実装なので換装は出来ない。
Windows 10 Homeをプリインストールした、手のひらサイズ Intel純正コンパクトPC。クアッドコア Intel® Celeron® J3455 プロセッサーを搭載。HDMI2.0ポートを搭載し、4K@60Hz出力に対応。HDMIポートはHDMI CECに対応しており、HDMIテレビ等と電源連携が可能です。
同時入荷のOS、ストレージ、メモリー別売のベアボーンキット
「NUC6CAYH (BOXNUC6CAYH)」
コストパフォーマンスを考えると完成モデルのほうが圧倒的にお得感があるがメモリーやストレージ容量、OSに特注要素がある場合はベアボーンベースのほうが都合が良い。
手のひらサイズ Intel純正PC自作キット。クアッドコア Intel® Celeron® J3455 プロセッサーを搭載。HDMI2.0ポートを搭載し、4K@60Hz出力に対応。HDMIポートはHDMI CECに対応しており、HDMIテレビ等と電源連携が可能です。
地味にデザイン、カラーも前作から変更となっているほか、4コアにパワーアップした分TDPは6Wから10Wに上昇、またファンレスではなく内部に1基冷却ファンユニットを備えている点も押さえておきたい。 とはいえ、ファンレスは夏場の常温下での使用などでは不安要素となる場合も多く、用途によってはファン搭載は歓迎できるかもしれない。

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