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低レーテンシNAND「3D XPoint」採用M.2キャッシュメモリーモジュール「インテル Optane メモリー」販売開始

Intel 3D XPoint採用PCIe Gen3 x2 M.2 2280キャッシュメモリーモジュール「Intel Optane Memory」が登場、2017年4月28日(金)より国内でも販売を開始した。 入荷を確認したのは容量16GBの「MEMPEK1W016GAXT」のみ、32GBモデルもラインナップされているが解禁時点では未入荷。 第7世代Coreプロセッサーと200シリーズマザーボードの組み合わせに対応するインテルの新テクノロジー「Optain」技術を採用する話題の製品。

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公開日: 2017-04-28 (更新 2017-05-21)
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M.2 SSDの形をしたキャッシュメモリーモジュール「インテル Optane メモリー」

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インテル Optane メモリー(Intel Optane Memory)」が登場、2017年4月28日(金)より販売を開始している。

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入荷を確認したのは容量16GBの「MEMPEK1W016GAXT」でリテイルボックスタイプ。 [2017-5-20 追記] ラインナップされていた容量32GBの「MEMPEK1W032GAXT」も5/20(土)より国内での販売を確認。

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Intel Optane Memory」は通常のNANDフラッシュよりも大幅な低レイテンシ化による応答性の向上を実現したIntelの3D XPoint技術をM.2フォームファクタのSSD形状のモジュールに実装し、IRST技術と組み合わせキャッシュメモリーとして動作させる事で、HDDの高速化やシステム全体のパフォーマンスを引き上げる効果が得られる注目の新製品

簡単に言えば、パッと見はM.2タイプのSSD(ストレージ)だが、その実はM.2ソケットを利用したキャッシュメモリー用の「メモリーモジュール」だ。

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Optain Memoryを使うには

この新技術「Optain Memory」を使用するには「インテル第7世代(KabyLake)コアシリーズプロセッサー」と、「NVMe Spec 1.1以上に対応したB-MキータイプのM.2ソケットを搭載するインテル200シリーズマザーボード」の組み合わせが必要となる。

ざっくり言えば「Core i3/i5/i5-7xxx」シリーズのCPUと「Z270/H270/Q270/B250/Q250」いずれかのマザーボードでM.2ソケットが搭載されていればとりあえず対応できると考えてよい。※

ただしOptain Memoryに対応するバージョンのBIOS(RST 15.5 ドライバーをサポートするシステム BIOS)が必要なので留意したい。

※厳密にはC236+Core i3-7xxxや一部の100番台チップセットも対応しているが特例の為割愛した。

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導入自体はクリーンインストールせずに追加導入する事が出来るので、比較的お手軽に試せる、が、以下の点には注意したい。

  • M.2スロットが複数あるマザーボードの場合、プライマリ側に差さないと認識ししない事がある。
  • 古いIRSTが既に導入されている場合、一度アンインストールした上で最新バージョンにする必要がある。
  • 監査モードではインストール出来ない。

また、インテル公式のセットアップ解説ページがあるので以下のリンクを参考にしてほしい。

型番 MEMPEK1W016GAXT MEMPEK1W032GAXT
容量 16GB 32GB
フォームファクタ M.2 2280 M.2 2280
インターフェース PCIe Gen3x2 NVMe PCIe Gen3x2 NVMe
コントローラー - -
NAND 3D TLC NAND 3D TLC NAND
連続読込み(最大) 900MB/s 1,350MB/s
連続書込み(最大) 145MB/s 290MB/s
ランダム読込み IOPS 4KB(最大) 190,000 240,000
ランダム書込み IOPS 4KB(最大) 35,000 65,000
MTBF 120万時間 160万時間
発売日 2017年4月28日 2017年5月20日
システムの起動やアプリケーション動作の最適化・ハードディスクの高速化など、全体の高速化に寄与するIntel 3D XPoint技術を採用したM.2 NVMe型のキャッシュメモリー
MEMPEK1W016GAXT
税込価格: 4,320円
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[2017-5-20 追記] 32GBモデルも国内販売を開始

システムの起動やアプリケーション動作の最適化・ハードディスクの高速化など、全体の高速化に寄与するIntel 3D XPoint技術を採用したM.2 NVMe型のキャッシュメモリー
MEMPEK1W032GAXT
税込価格: 7,280円
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見た目がM.2 SSD形状という事もありストレージで容量16GBでこの価格?と思いがちだが、キャッシュメモリーとして考えてみれば意外とアリな価格。

その効果は中々のモノで、HDD併用派のKabyLakeユーザーには是非、試して見て欲しい。

余談だが、BIOS上ではM.2デバイスとして認識しているので、フォーマットすればSSDとしても使用出来る。(容量は16GBだが・・)

「インテル Optane メモリー」は、「インテル Optane テクノロジー」の一部の技術に過ぎず、同テクノロジーを活かした製品が今後もリリースされていく予定だ。


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ライター

編集部 アーク石井

パソコンSHOPアークにてPC用メモリーバイヤー兼、管理職も勤める。 スキーとギターをこよなく愛す。アキバ歴23年を活かしたショップ視点でのメモリー関連の記事を主に担当している。