DDR4 4000MHz越え製品販売一番乗りはG.Skill「Trident Z」
2015年11月6日(金)よりデスクトップ向けSkylake対応288Pin DDR4-4000 4GBx2枚組デュアルチャンネルキットを含むG.Skill「Trident Z」シリーズの追加ラインナップ各種の販売を開始した。主なラインナップはDDR4-4000 CL19-21-21-41 1.35Volt 動作の「F4-4000C19D-8GTZ」、DDR4-3866 CL18-22-22-42 1.35Volt 動作の「F4-3866C18Q-16GTZ」及び「F4-3866C18D-8GTZ」、DDR4-3733 CL17-19-19-39 1.35Volt動作の「F4-3733C17Q-16GTZ」、「F4-3733C17D-8GTZ」を含む計15製品となる、すべてintel 第6世代プロセッサー「Skylake」向けにチューンされたOCメモリとなりXMP2.0に対応している。
DDR4販売向け製品で4000MHzに到達
「Trident」といえば2015年09月28日より販売が開始されたコンセプティブなオーバークロックメモリーを送り出す「G.Skill」の上位かつ人気のシリーズ、DDR4に対応した「Trident Z」から新しくなったヒートスプレッタのデザインも好評だ。
今回、同シリーズの販売向け製品がついにDDR4 4000MHzの大台に到達した。
登場したのは4GB 2枚組の8GBデュアルチャンネルキット
今回入荷したのは型番「F4-4000C19D-8GTZ」となり基本的にSkylake向けのメモリだ、但し超ハイクロック製品という事もありQVLの対応がかなり限られている。
型番: | F4-4000C19D-8GTZ |
---|---|
メーカー: | G.Skill |
シリーズ: | TridentZ |
ピン数: | 288Pin |
タイプ: | DDR4 Unbuffered / non-ECC |
容量: | 8GB (4GBx2) |
検査スピード: | 4000MHz(XMP2.0) |
検査Latency: | CL19-21-21-41-2N(XMP2.0) |
検査Voltage: | 1.35v(XMP2.0) |
SPD情報: | 2133MHz CL15-15-15@1.2Volt |
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-4000 CL19 4GBモジュール2枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
また「F4-4000C19D-8GTZ」のQVLに表記されている動作確認マザーボードが2015年11月6日時点ではAsRock Z170 OC Formulaのみとなっているので購入を検討しているユーザーは留意してほしい。
今回発売された製品からその他のハイクロック選別モデルをピックアップ
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3866 CL18 4GBモジュール4枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3866 CL18 4GBモジュール2枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3733 CL17 4GBモジュール4枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3733 CL17 4GBモジュール2枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3600 CL17 8GBモジュール2枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。F4-3600C17D-16GTZ
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詳しく見る大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3600 CL16 4GBモジュール4枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
大型アルミニウムヒートシンクを採用しつつも背の高さを抑え大型CPUクーラーとの干渉を少なくしたDDR4-3600 CL17 4GBモジュール2枚組のハイエンド・オーバークロックメモリキット。
しかし最上位はメーカーの技術力アピール、ハイクロック競争という背景も
DDR4も4000MHz台には到達したが超選別からまれに取れるレベルで価格も割高、かつ実際に動作させるには粒の揃ったCPUやマザーボード構成が必要となる為プラグ&プレイ感覚で使える製品ではない事は知っておきたい。
実際の所、同シリーズはDDR4-3000~3400クラスの製品、もしくは16GBモジュールを採用した実用的なレンジの製品が売れ筋となっている。
それでもハイクロック耐性は日々向上していき、今はギリギリでも時間と共にそれが比較的普通になってしまうのがメモリーという製品の常でもあり、何処までが超選別で制限だらけのギリギリでどこからがイージーに使えるのか、そのラインの見極め方法として、G.Skillの場合は同社製品ページに記載されているQVLリストを参考にすると良いかもしれない。
何かと設定や動作が難しい場合はQVLリストの対応マザーや環境が物凄く限定的になっている、逆に一般的になってくるとQVLリストの対応がやたら増えていたりざっくりとした環境が記載されていたりする。
上記の対応具合と価格対性能比のバランスがよい製品が現状の人気アイテムとなっている。
G.Skill(ジースキル)について
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